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編集・発行
港埠頭・南港ウェットランド連合体大阪南港野鳥園
〒559-0034 大阪市住之江区南港北3-5-30
TEL:06−6613−5556 FAX:6613-5559
http://www.osaka-nankou-bird-sanctuary.com

コルリ
 4月下旬、あちらこちらのヤブの中から「チッチッチッチッ チョイチョイチョイチョイ…」というさえずりが聞こえてきます。なかなか姿は見られませんが、濃い青が美しい鳥です。赤が美しいコマドリ(円内)の「ヒンカラカラカラカラ…」のさえずりに似ています。
ケアシノスリ飛来!
日本海側では少数が飛来しますが、大阪ではとても珍しいケアシノスリが、年明けに数日間観察されました。今季はどういうわけか、西日本にも多く飛来したようです。頭部の白色が美しい猛禽で、ねずみなどの小動物を捕らえます。

大阪南港野鳥園 レンジャー 石井正春
 1997年4月14日、長崎県諫早湾が干拓堤防によって閉め切られました。是非は別として、この日、広大な干潟とそこに生息していた様々な多くの生きものが消滅したことは事実です。日本湿地ネットワークでは、各地の干潟や湿地保全を進めるため、4月14日を「干潟・湿地を守る日」とし、毎春全国的な湿地保護キャンペーンを行っています。

 また、皆さんもご存知の湿地保護の国際条約であるラムサール条約、その第10回締約国会議(COP10)が今年10月28日〜11月4日、韓国慶尚南道(キョンサンナムド)昌原(チャンウォン)で「健全な湿地 健康な人々」をテーマに開催されます。

 今回の「干潟・湿地を守る日2008」は日本国内でのプレ・ラムサールCOP10イベントとして、各地の干潟・湿地で様々なイベントが実施されます。これを機会に、干潟・湿地の素晴らしさと大切さを体験してみましょう!!

 大阪南港野鳥園では、野鳥園の指定管理者の構成員で、調査・研究、アオサ取りなどの保全作業、観察指導などを実施している「NPO法人南港ウェットランドグループ」の主催で、5月3日(土・祝)に「南港ウェットランド探検隊2008」を開催します(有料)。

 野鳥園の干潟に集まる渡り鳥のシギやチドリ、シギやチドリの長い旅を支えている干潟の生きものの観察をとおして、野鳥園に創出された干潟・湿地、大阪湾の素晴らしさと大切さについて考えてみましょう!!
 さて、5月10日から16日までは、野生鳥類の保護週間「愛鳥週間」です。
 
 そもそも「愛鳥週間(バードウィーク)」はアメリカ合衆国で始まったもので、毎年4月10日に「植樹祭」が行われていました。1894年にペンシルバニア州オイルシティー市の教育長パブコック氏が、植樹祭と結びつけて小鳥を守ろうと「バードデー」を考えたのが始まりで、アメリカ全土に広がって毎年5月4日に行われるようになりました。

 日本では、戦後復興が進められていた1947(昭和22)年4月10日に、アメリカ人の鳥類学者オリバー・L・オーチスン博士の提唱により、「鳥類についての正しい知識と愛護思想の普及」を目的として、第1回バードデーが実施されました。

 1950(昭和25)年からは、日本国土は南北に長いため、4月10日では北の地方には積雪があるということで、1ヶ月ずらし5月になり、より多くの人に知ってもらうために1週間となりました。
 
 大阪南港野鳥園では、野鳥保護と自然保護思想の普及を目的とし、「愛鳥週間」の日曜日に「市民探鳥会」を開催しています(無料)。
 
 干潟・湿地を守る日2008イベント「南港ウェットランド探検隊2008」、「バードウィーク市民探鳥会 南港生きもの発見隊」にぜひ、ご参加ください。
 
また、1階図書室では、昨年度に観察シート「南港生きもの発見隊」に多くの方が描かれた野鳥や生きものを展示しています。ぜひ、ご覧ください。

シギチドリ入門H ヒバリシギ(左)、ヒバリ(右)
 ヒバリシギ(写真左)、前回紹介したトウネンによく似ています。脚がトウネンに比べて少し長く、黄色いのが特徴です。園には、秋によく若鳥が飛来します。名前の由来は、ヒバリ(写真右)、英名Skylarkの羽色が似ているところから。ヒバリは、春、園でも長く複雑にさえずっているのが観察できます。ちなみに、ウズラの羽色に似たウズラシギもいます。

●2月24日(日) 北池干潟にシロチドリ8羽飛来。
●2月25日(月) 展望塔前のマルバシャリンバイの実にヒヨドリ、ツグミが集まってくる。
●2月26日(火) 雨、コガモ、オナガガモに混じってツクシガモ34羽、オカヨシガモ35羽飛来。





平成19年12月〜平成20年2月の野鳥園ニュース

●12月9日(日) 「南港生きもの発見隊 不思議な羽毛 羽毛の万華鏡を作ってみよう!」を開催。31名参加(スタッフを含む)。羽毛の実物を実際に触って、羽毛の役割などについて学習した後、「チーム魚っしょい!」の協力で、羽毛や木の実を素材にした万華鏡を作りました。
●1月26日(土) 「南港生きもの発見隊 夜の野鳥園、野鳥と星を観察しよう!」を開催。33名参加(スタッフ含む、(財)日本野鳥の会大阪支部定例探鳥会と同時開催)。夜の干潟に集まってくるカモたちを観察した後、展望塔前広場で火星、すばる、オリオン星雲を観察しました。
●2月12日(火) 大阪府立咲洲高校「アウトドアライフA」の授業が終了しました。

◎大阪南港野鳥園展望塔がリニューアル!!
 展望塔外壁塗替工事、自動扉設置工事完了。


平成19年12月〜平成20年2月に観察された野鳥
●12月1日(土) カイツブリ24羽、マガモ6羽、コガモ146羽、オナガガモ260羽、ハシビロガモ18羽、キンクロハジロ 4羽。ミサゴ4羽、オオタカ、ハイタカ、チュウヒが飛来。
●12月2日(日) 南池干潟に、ヨーロッパトウネン1羽、ハマシギ1羽。
●12月4日(火) ミサゴ7羽飛来。
●12月15日(土) 強風の中、ハマシギ20羽が西池西岸に舞い降りた。
●12月21日(金) ノスリ若鳥が展望塔前のナンキンハゼに長い間とまっていた。
●12月22日(土) 午後、アオアシシギ1羽飛来。
●12月23日(日) 朝、展望塔前のナンキンハゼにノスリがとまっており、その下にもう1羽がいた。
●1月4日(金) 北池にツクシガモ8羽飛来。
●1月5日(土) 午前中、ハイイロチュウヒ♀がヨシ原を飛び回る。そこへ、ケアシノスリ若鳥1羽が飛来。
●1月6日(日) 大型客船飛鳥Uが入港。その上をケアシノスリが横切って飛んでいく。
●1月7日(月) 午前中、ケアシノスリが防潮堤付近でうろうろしている。打ち上げられたチヌとヒラメをめぐって、カワウとセグロカモメとハシブトガラスが駆け引きをしていた。
●1月8日(金) 午後5時前、ケアシノスリが展望塔前のナンキンハゼにとまっていた。
●1月15日(火) 午後3時、コミミズク1羽飛来。
●1月21日(月) 午後1時、オオタカ若鳥がハイイロチュウヒ♀に襲いかかった。
●1月22日(火) ハヤブサ飛来。
●1月26日(土) 「夜の野鳥観察会」開催。午後6時、真っ暗の中を干潟にカモ類が次々と集まってきた。700羽以上いた。ツクシガモも100羽飛来。
●2月9日(土) 降雪。午後2時、ツクシガモ7羽飛来。午後3時、雪の中をカワセミがふらふらと飛んでいた。
●2月10日(日) クロマツの林床にビンズイ。
●2月11日(月) 午前中、ハイタカ♀が北池北で長い間とまって羽繕いをしていた。午後1時過ぎ、ハイイロチュウヒが2羽飛来。
●2月12日(火) 午後6時過ぎ、ツクシガモ49羽飛来。
●2月16日(土) 午後3時、ノスリがカモを捕食。
●2月23日(土) 冬の嵐、雪。ハマシギ10羽飛来。

南港生きもの発見隊 早朝探鳥会
      小鳥のさえずりを聴いてみよう!
春、園内の緑道では、小鳥たちのさえずりで心が癒されます。青いコルリやオオルリ、黄色いキビタキ、そして姿は地味だけどムシクイ、あちらこちらからさえずりが聞こえてきます。さえずりをじっくりと聴いてみましょう!

●日時:4月20日(日) 9:00〜10:30(雨天中止)
●対象:小学生以上、20名(先着順)
●参加費:無料
●服装・持ち物:あれば双眼鏡・図鑑。
中学生以下は保護者同伴
南港生きもの発見隊
大阪湾生きもの一斉調査
国土交通省近畿地方整備局より依頼の「大阪湾の生き物一斉調査」を実施します。人工的に創出された野鳥園の干潟や磯で、どのような生きものがどれくらい生息しているのかを調査します。

●日時:6月21日(土) 10:00〜12:00(小雨決行、荒天の場合、翌22日(日)に延期)
●集合:9時30分、大阪南港野鳥園展望塔
●対象:小学5年生以上、20名(先着順)
●参加費:無料
●服装・持物:長靴か汚れてもいい靴(サンダル不可)、
タオル、着替え、水筒、昼食。
中学生以下は保護者同伴


干潟・湿地を守る日2008
      南港ウェットランド探検隊2008

春の湿地(ウェットランド)は、シギやチドリでとてもにぎやかです。越冬地のオーストラリアから繁殖地のシベリアへ向かう途中、野鳥園のウェットランドで貝、ゴカイ、ヨコエビ、カニなどをいっぱい食べて、長い旅の体力をたくわえています。シギやチドリなどの野鳥を観察した後、ウェットランドの生きものも観察し、ウェットランドについて考えてみましょう!

●主催:NPO法人南港ウェットランドグループ
●日時:5月3日(土・祝) 10:00〜12:00(小雨決行)
●募集:5才以上、40名(先着順)
●参加費:幼児〜中学生100円、高校生以上200
円(資料・保険代)
●服装・持ち物:あれば双眼鏡・図鑑、長靴か汚れてもいい靴(サンダルは不可)、タオル、昼食。
中学生以下は保護者同伴
南港生きもの育て隊 
アオサ取り
 大発生して、干潟を覆いつくし、干潟の生きものの生息環境を悪化させてしまうアオサを取り除く作業です。アオサを取り除きながら、干潟の生きものにも触れ、干潟や大阪湾の大切さを考えてみましょう!

●日時:6月29日(日) 10:00〜12:00(雨天中止)
●対象:小学生以上、50名(先着順)
●参加費:無料
●服装・持ち物:長靴か汚れてもいい靴(サンダルは不可)、タオル、着替え、水筒、昼食。
●飲み物、軍手は園で用意しています。


南港生きもの発見隊
バードウィーク市民探鳥会
 5月10〜16日は「愛鳥週間」です。野鳥園では、毎年この週の日曜日に探鳥会を開催しています。野鳥や環境に関するクイズやゲームを楽しみながら野鳥を観察し、野鳥保護と環境保全について考えてみましょう!参加記念品や景品もあります。
●日時:5月11日(日) 10:00〜14:30(小雨決行)
●対象:小学生以上
●参加費:無料
●服装・持ち物:あれば双眼鏡・図鑑、昼食。
中学生以下は保護者同伴
(社)大阪自然環境保全協会では、自然についての話と、松ぼっくりやどんぐりなどの自然素材を使った工作をする自然教室を開催しています。
●日時:毎月第1日曜日 13:00〜15:00
●場所:展望塔1階会議室
●参加費:無料 どなたでも参加できます。

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