PanasonicのDMC-GM1用のアダプターを作ってみるお話 
その② シーソーレリーズ部とドットサイト取付け部をなんとかする 
 
  左の写真は、Sony RX-100用に自作したアダプターです。今回のGM1もこの形式を踏襲しましたから、基本設計はそのまんまで、1個しか作らんので図面引くのもめんどう…。で、現物合わせで作っちゃうことに。

 でも、Sony RX-100のときは、なんかワクワクしながら「あ~でもあるか、こ~でもあるか…」等と楽しく作業してたんですけどねえ…。失敗しても「あ~、やっちゃったか~」なんてね。

 実際、今度のGM1のアダプター制作に際しては、アルミ管はじめ、その他の材料も、ネジ類、タップ、ドリル他、Sony RX-100用アダプターの時のが余っていましたし、作業手順も一緒だし、時間的には数倍早く終わっちゃったんですが、退屈きわまりなかったですね。飽き性だから…(笑)
 
     
   取りあえず、シーソー型レリーズの部品を切り出してみました。シーソー型レバーと支柱の取付け部は、10mm角のアルミ棒から削りだし。シーソー部の支柱は、5mm厚のアルミ板、レリーズの取付け部は2mm厚のアングルです。

 ざっと、切り出してネジ穴等の細工をしてから、仮組します。サイズ、動作に問題がないのを確認してから 仕上げます。

 仕上げはルーターのグラインダーや、ダイヤモンドやすり、市販のサンドペーパーの各番手#200から#1000まで
 
 別に、動けばいいので、見てくれなんかどうでもいいのですが、まあ、その辺はデジスコ屋の矜持というか意地というか…。
 
    仮組をしてみると、このGM1、左の写真の様に、上部に3個のダイヤルがあり、真ん中に電源スイッチと同軸にシャッターボタンがセットされている。指で押す分には問題ないのだが、突出具合が微妙で、シーソーのレバーできちんと半押しから、シャッターがきれるか心許ないのです。

 そこで、前機種のSony RX-100のシャッターボタンにも貼った、嵩上げ用の糊付きのスポンジクッションがあったのはずなので、探し出してみました。

 「おおっ、デカイなぁ、RX-100のシャッターボタンって、こんなにデカかったっけ?」 ほぼ10mm径…。小さなクッションを探しに行くのも面倒なので、工具箱や引き出しを家探しすると、なんと、7mm径のポンチがわざとらしくころがっているではありませんか(笑)
 
     
   余談になりますが、管理人は概ね大雑把で適当な人間ですが、何故か若いころから、オートバイとか機械いじりは大好きで苦になりません。当然ながら、自宅や職場にも、一通りの工具がゴロゴロしてますから、こんなデジスコ沼にはまり込んでも、何とかへらへら笑いながら機嫌よくやってますが…

 要は、デジスコって、「野鳥写真は、大砲レンズに一眼レフのボディセットして終わり~」というカメラメーカーさんのお立場からすれば、反則みたいなもんで、管理人の個人的な 考えでは、そこら辺が面白い、というか、素人の工夫が入り込む余地が嬉しいんでしょうね。先達諸兄が並々ならぬ努力をされて、ここまで完成された事に敬意は大いに感じますが、まだまだ発展途上感あるし…

 撮影システムとしては、気を使わなければならない事満載で邪魔くさいです。まあ、野鳥を楽しむ、趣味のアプローチの一つとすればかなり面白いです。
     
   取りあえず仮組してみました。RX-100の時と な~んも変わってませんねえ(笑) ということで以下省略
     
  ドットサイトの取付け部の部品を切り出しました。3mm厚のアルミ板と、2mm厚のアングルを使用しています。 
     
   これもざっと、切り出してネジ穴等の細工をしてから、仮組します。
     
   
     
 
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