コサギ・チュウサギ・ダイサギの大きさ比較 
 
   

 図鑑では、コサギ・チュウサギ・ダイサギの大きさについて、コサギは61cm、チュウサギは69cm、ダイサギは90cmとありました。つまり、数字だけ見てもチュウサギとは言うものの、コサギとダイサギの中間というわけではないようです。
 
 どちらかと言えば、コサギを少し大きくした位ですね。

 ←コサギ(左)&チュウサギ(右) 

 コサギよりひとまわり大きいけれど、嘴はコサギより短いようです。
     
   
 チュウサギとダイサギを比べてみましょう。ダイサギの方が嘴や頸、足も長く、大きいのがわかります。 

←チュウサギ(左)&ダイサギ(右)

 まあ、こんな風に並んでいてくれれば大きさを比較して見分けやすいですね。また、夏羽の季節だと目先の色とか、コサギの場合、足指の黄色いのが観察できればすぐわかります。

 では、嘴の黄色いサギが一羽だけで、チュウサギかダイサギか紛らわしい時はどうしましょう。左の写真でも嘴と頭部の大きさの割合が違うのがわかると思いますが、下の写真を見てみましょう。
      嘴の後端を口角( こうかく )と言いますが、ダイサギの場合は口角は眼の後端を超えますが、チュウサギの場合、口角が眼の後端を超えることはありません。
 
 近距離で観察できる場合は、有効なポイントですね。
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