国土交通省「手作り郷土大賞・地域活動部門」
渡り鳥の重要な飛来地である南港野鳥園に大量発生する「アオサ」・・・
「シギやチドリ達の採餌環境を守ろう。」と大量発生したアオサをみんなの手で取り除く市民活動が、国土交通省「手作り郷土大賞・地域活動部門」を受賞しました。

http://www.kkr.mlit.go.jp/plan/fureai/0612/pdf/0612_2.pdf
国土交通省・近畿整備局

大阪南港野鳥園のアオサ取りって
干潟の表面をおおいつくすアオサ 北池干潟
「湿地」とは?

 一言で言えば、「水辺の自然」です. 大阪南港野鳥園には、海水の出入りがある3つの池があります.干潮時には、干潟、渚が現れるように達成されています. 3つの池の周囲は、ヨシ原を主とした塩生湿地が広がっています。干潟には、水質浄化作用や、様々な生ものの生育の源としての役割があります.干潟などの湿地には、貝、ゴカイ、ヨコエビ、カニ、昆虫、魚などの生きものがいます. そして、野鳥はこれらの小さな生きものを捕食するために集まってきます。
ところが、海水温度のたかくなる春から秋にかけて、内湾・大阪南港野鳥園の干潟のようなところには、大量のアナアオサという緑藻類が積み重なって干潟を覆ってしまいます.

 

 アオサが適量に発生している場合は、枯れると自己酵素や酸素を利用して働くバクテリアによって分解され、デトリタス(粒状有機物〉として貝、ゴカイ、ヨコエビ、カニなどの多くの底生生物の栄養分となります。
 
 ところがアオサが大量発生すると、次第に酸素が不足し、酸素を使わないで働くバクテリアによって分解されていきます.その際、有毒なメタンガスや硫化水素が発生し、干潟の表面も真っ黒になります.多くの底生生物が生活できなくなり、長距離の渡りをするシギやチドリにも、深刻な痛手を与えます.
 シギやチドリが干潟に舞い降りた時、食ぺものとなる底生生物を捕らえることができず、渡りを続けるだけのエネルギーを補給することができなくなってしまうのです.
湿地を健全に維持するための環境保全作業

 そこで、野鳥園では6月から7月にかけて市民の多くの方の協力を得て、湿地を健全に維持するために、清掃やアオサ取りなどの環境保全作業を実施しています.「アオサ取り」を実施しています.ふだんは立ち入りが禁止されている場所での作業なので、作業の合間に干潟の生きものを観察する絶好の機会ともなっています.泥だらけになって作業をしながらも、アサリを拾ったり、カニをつかんだりで大歓声があがります.7月には、「夏休み子どもボランティアアオサ取り」(主催( 社)大阪自然環境保全協会)も実施されています.ぜひ、ご参加ください!
アオサ取り@大阪南港野鳥園 
干潟がアオサでいっぱいだ!! さあ、みんなでアオサ取りだ!!
メーカーさんに貰ってきた牛乳のケースを
流れないようにステンレスの針金でとめる。
捨て場所の周りに杭をうって、綺麗にしきつめる。 基礎ができたらネットをセット。
さあ!!ガンバってあつめるぞう!! こんな山をいっぱい作って
ドンドン捨てる。 アオサが流れないようにネットを閉める。 こんな風に完了!!
どんどん水分が抜けて、乾燥すると 1週間でこれくらい。
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