干潟とは

潮汐(海の満ち引き)は、太陽と月の引力と地球の自転の力が合わさって生じます。普通一日に二回、12時間25分間隔で繰り返されます。干潮時に海水面が下がることによって露出する砂泥質の平底を干潟と言います。
野鳥園に造成された干潟

 3箇所池の防潮堤下に導水管が設置され、海水の出入りがあり自然の潮の干満により干潟が形成される。淡水の供給源としての流入河川は無く、埋立地特有の地盤沈下が続く特殊な環境下の干潟と言える。
                          
        設置された導水管

浚渫土(軟泥土)上にシートネットを設置し、海砂(粒径1mm以上)を40cmの厚さで敷いている。


満潮時の北池干潟 
 
 現在は低潮位0.6mで、全干 潟の80%が干出する。
 開園以来、北池の圧密沈下は 1−1.4m。



干潮時の北池干潟 

水深が浅く、潮高50〜60CMで池の半分が干潟として
干出する。砂泥質の干潟で、海水の流速が遅く、アオサ類
(緑藻類)が繁茂する。多種多様な底生生物が生息し、シギ
・チドリの多くが利用する。

満潮時の西池干潟 干潮時の西池干潟 磯環境が干出している。

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