ヘラサギのその後・・・

先日11/21に初認されたヘラサギ♀の成鳥は月末から姿が見えんかったのですが、12/5からまたやってきて、早朝、展望塔前の汽水池でも採餌する様子が観察できるようになりました。早朝の汽水池は日陰その後斜逆光なもんで撮影はチト面倒ではありますが、距離が近いので何とかなりそうです。虹彩の赤いのも確認できますし、あとはパタパタをやってくれたら風切羽も撮れそうではあります。

まあ、すでに経年観察してきている個体ということはわかっているんですが、記録用に嘴先端の黄橙部の形状はできるだけ正確に撮影しとかんといかんので、そのためだけのカットは撮るようにしています。今日は定休日なので、普段medaichiは展望塔で粘らないが、ちょっと腰を据えて撮影しようかと思ったら、局の工務の職員さんが測量に取り掛かってスッこんでしまいましたW。しようがないのでお昼から展望塔前の刈込でもやりますか・・・。

ヘラサギ初認・・・とか

去年2023年の秋冬季のヘラサギ初認が11/19なもんで、medaichiは「そろそろかな~、夢洲(野鳥園北の埋立地)が万博建設地でドカドカやってるしバチクソ雰囲気悪いしな~・・・」等と気をもんでいたのですが、めでたく今日11/21の早朝に1羽♀成鳥が観察できました。

日頃、当ブログにお越しのお客様はご存じかと・・・、medaichiはヘラのシャモジを見ると反射的に嘴先端の黄橙部の写真を撮る性癖があります。でもって早速嘴先端を撮影すると・・・「オオッ!! なんか見慣れた嘴やないか~W」ということに。そうですね、medaichiが2018年の秋冬季から ( 厳密にいうと2019年の2月 ) 観察し続けている「嘴先端の黄橙部の幅の狭い子」に酷似しています。

でもって「またmedaaichiがええ加減なことを・・・」と言われかねませんのでW、去年作った嘴の先端画像をまとめたものを再度揚げときます。この個体位、嘴の黄橙部の幅が狭い個体も見たことがないのでかなりの確率で同一個体と考えられます。そうするとこの子は初認の時から成鳥でしたから、最低でも11歳以上と言えると思います。

「んっ? ,猫 ?」と思ったら以前から観察されていたヌートリア君ではないですか。展望塔前の草地でモグモグやっています。デジスコでは近すぎて収まりませんので100-400mmの手持ちに切り替えました。ヒトの都合で南米から連れてこられて沼狸だの海狸鼠だの可哀そうな呼び方されたうえ、特定外来生物一次指定の害獣扱い・・・。ん~、彼らに安住の地はないのでしょうか?  と、medaichiはまあ同情的ではあります。

100-400mmの手持ちに切り替えたらオオタカとハヤブサがバトルを始めました。日頃、飛び物はお客様頼みのmedaichiですがカメラテストを・・・。ん~・・・、腕も機材もぼちぼちな上に、200m位離れて高速のハヤブサ君となると・・・まあ無謀やろねえW  この辺りでお茶を濁しておきます。

大阪港で海自潜水艦!!

うおっ!! 艦尾後舵がX字型・・・そうりゅう型?  一般公開のために寄港なんかな? あはは、大関門に接近するまで誰も気づかんかったW。流石の海の忍者やね。medaichiは大阪港で潜水艦は初めてみました。ん~・・・無論、配備後の潜水艦なもんで艦名・艦番は消去されとるから、港湾局のHPへ・・・。たいげい型2番艦「はくげい」と判明。

平素の国防任務に多謝。野鳥園の展望塔から行き交う艦船を眺めているとこういう愉快なこともままあります。

サメビタキの写真で・・・

こないだのサメビタキの写真を整理していたら、やたら細長いツバメみたいなシルエットのカットが撮影されていた。「ん~、こんな風に写ることもあるんだあ・・・」と改めて思ったような次第ではある。何年も野鳥たちの撮影やってていまさら何を言ってんだと思われますが、ようは「写真一枚でああだこうだ言うのってやらかすかも・・・」ですね。色合いはもちろんですがとくにシルエット・形については鳥の姿勢で撮れ方が違います。まあ、相手は生き物なんだからしょうがないですね。

ヤマシギ撮影されていました

NPOのW田さんがトレイルカメラの画像を回収してきてくれました。早速、11/1(金)の日没後にヤマシギと思われる子が撮影されていたのでご紹介しておきます。

ん~、ちょっとわかりにくいかも。で、一昨年22/10/14の日中に撮影されていた画像を探してきました。ヤマシギって目が上の方についていておかしな顔ですね。上の写真でも白く光って頭の上の方についている目と、頭頂部から後頸にかけてある太くて黒い横班がわかると思います。

10/18 ウラギクだとか・・・

こないだ、長居の大阪市立自然史博物館のセンセが来て、なんでも野鳥園の干潟部分に塩性湿地特有の植物のウラギクが自生してるとのこと。環境省NT(準絶滅危惧)で大阪府の準絶滅危惧種でもあるらしい。後で干潟部の作業道に出てみると、キク科の薄紫のなんとも可愛らしい花が満開だった。

ん~? medaichiには花期ならキク科ってわかるけど、まだ葉だけの時はキク科ってわからんWW。普段、作業しててもヒメジョオンぐらいに思っていたW。よく見れば花弁幅広目ですよね~。うわ~、絶滅危惧種かあ。聞けば大阪湾奥の最大の自生地だとか・・・。結実して種子が散るまで下手に刈ると怒られそうだなあ。でもって南池作業道でmedaichiが草を刈り残していても、ウラギクっつうことで悪しからず。