月別アーカイブ: 2022年8月

トレイルカメラでコルリの若鳥君とか・・・

みなさんお元気ですか? 今朝なんか随分涼しくて秋の気配が・・・。まあ、そんな時候のご挨拶は置いといて、今季の野鳥のお話を始めましょうか。

でもって、例によってNPOのW田君が仕掛けてくれた水場のトレイルカメラに、コルリの♂若鳥君がキャッチされていたのでご紹介しときます。眼の周りや喉下なんか黄褐色味があって、色合いはルリビの♂若みたいなんですが脇にオレンジ色味がありません。風切は来春の第一回夏羽になっても茶色の幼羽のままですから、成鳥♂とは簡単に見分けられますね。

本サイトの方にも当然スクショを切り抜いて貼ってありますが、ブログのお客様には動画をオマケしておきましょう。お~っと、ファイルサイズがAVIのままじゃ大きすぎて貼れないので、MP4にデコードしなくちゃ・・・。medaichiはこのブログをWordPressで書いてますが100MBまでしか貼りこめません。軽くしても結構見れますね。

ということで夏休み終了!!  今季もよろしくお願いしますWW

久しぶりのイカルチドリとか・・・

今日はお昼過ぎにイカルチドリがやってきた。本サイトにも揚げましたが、ブログのお客様にはオマケ記事を書かせていただきましょうか。この子は本来、水田や池、河原の砂地とか淡水環境にいて、野鳥園の様な海岸や干潟では珍しいので、「野鳥園的珍鳥」としておきます。

19-21cmですから、ハジロコチドリ並みに大きいのですぐわかります。ハジロコチドリよりはほっそりとした感じかな。特に嘴は他のチドリと比べても特徴的ですね。medaichiは初列からの尾羽の突出をまず確認します。顔胸の暗色部やアイリングも淡くて目立ちませんが、「目立たないのが特徴・・・」等と怪しげな解説をしてお客様を煙にまいてはいけません。

そうだなあ・・・、イベントで「ああ、尾羽の突出が大きいねえ。イカチだね・・・」(鳥屋は慣れてくると、オジロトウネンをジロネンとかセンダイムシクイをセンムシとか不埒にも省略して、経験者の雰囲気を演出する傾向がありますw) 等とやると、まあそれっぽく見えるわけですが、他の識別点とか聞かれたり、今時のことですからブレたややこしい写真を見せられて「これ何ですか・・・?」とか聞かれるハメになります。コネタを二つ三つ仕込んでからやるようにしましょうww。