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なんとかサンコウチョウ・・・

まあこの春、medaichiは本職が忙しくて撮影が思うにようにできないでいる。でもって本サイトで使う写真も専ら他力本願というような情けない昨今ではあります。「そんなもんお客さんからもらえばいいんダィ!!」等と不埒千万なことを公言してはおりますが、相手はいきものですからそう都合よくお写真頂戴できるわけでもありませんね。

あちらこちらからサンコウチョウの記録が聞こえてくると「まだか~?」と毎年のようにプレッシャがかかるハメになります。つうことで今朝は「撮るまで帰らん・・・」覚悟で出撃しましたW。出遅れ気味の8時前に緑道につくと、大きな声ではないもののサンコウチョウの声がします。「メスかもしれんな・・・」といきなりヒラヒラと緑道上を横切る怪しの影が・・・。

「ウェ~、全然鳴かん子やな~・・・」で、結局目視で探しました。ウロウロしてもしょうが無いので半順光状態で樹冠にかけて見通せる場所で待機。20、30分に1回位はチャンスが・・・。結果メスもいましたし、ボツ写真を大量生産して11時前にはなんとか使えそうなのが撮れました。

柔らかく光線の当たる良い所に止まってくれたものの、背景の左半分が抜けて無茶苦茶明るいムズい撮影になりましたがまあこんなもんです。

大型ツグミ類もサメビタキ属もちゃんと撮れてないしムシクイも・・・。まあなんだ、鳥見てたらそんな年もありますよね。そういう時はお気楽に「明日から本気だしてやるう~」でいいんですW。

曽根干潟のオオソリハシシギ

medaichiらのNPOのW田氏が、先日福岡の曽根干潟に行ったらしく、medaichiに写真を1枚届けてくれました。中ほどのオオソリハシシギに黄色或いは退色したオレンジフラッグが・・・。でもって「AKB」と彫られている。W田氏もmedaichiも瞬時にこれは2014年の春に野鳥園で観察されたオオソリハシシギ♂成鳥と判断しました。下の写真です。

この時はフラッグはしっかりオレンジ色です。右脛オレンジ/左跗蹠メタルは、オーストラリアのビクトリア州の標識です。この個体は前年の2013年にも国内で記録があるそうで、年齢は少なくとも13歳以上となり、非常に気合の入った子と判明しました。「ド根性オオソリハシシギ」と命名しました。

なんとかクロツグミ・・・

medaichiが毎シーズン大型ツグミ類を撮影していた階段下の緑道が、隣接する空地の整備で樹木が間引かれて少し明るくなってしまった。なもんで秋から大型ツグミ類が撮りにくかったので、冬の間に植栽内でよさそうな所、少し開けた林床部を選んでおいた。

お散歩の諸兄やワンコの通らない場所なので、今朝はクロツグミの♂♀がのんびり採餌していた。ああ、クロツの♂の方は、外側大雨覆が褐色味があり先端に摩耗して見にくいですがバフ班の残る幼羽なので、第一回夏羽の若い子、クロツ♀は成鳥と思います。ん~っ、あわよくばコマドリ、コルリって欲かいていたんですが甘かったかも ?  まあ今季はもう2か所ほど選んであるので様子をみることにします。

今朝はエゾムシクイ入ってましたが撮らせてもらえませんでした。オオルリは沢山いたのですがサメビタキ属は全然見当たりません。まあこれからって感じです。

黄色い子もいました

medaichiはまだ会社勤めで、今季の年度替わりは珍しく忙しくておりますから「写真はお客様頼みで・・・」等と怪しからんことを企んではいますが、まあ、自分で撮らんといかんタイミングっつうのはあるわけです。ようは青い子や黄色い子が渡ってきているのにタイムリーにご紹介できんと、営業上 ? 不都合なわけですね。

でもって例によって欲丸出しで出かけました。キビタキ♂adサクッと撮ってきました。今頃は茶色い第一回夏羽の若い子があまりいないので、出た子はほぼ成鳥なので楽は楽です。

昨今、暗色のリュウキュウサンショウクイが近畿でも観察されているらしいのだが、medaichiは野鳥園ではまだ観察していません。つうことで今季からは呑気に撮影していないで「リュウキュウサンショウクイ」がいるかもって前提でマメに撮らんといかん羽目に・・・。

展望塔前の寂しくなった桜並木に♂がいたので撮りましょう。見上げで下面しか撮れんかったのでおでこの白色部に注目したらノーマルサンショウクイでしたW。まあ、いるんならそのうち撮れるでしょうWW。

珍客のチュウヒ♂ad

4/12にチュウヒの♂成鳥が観察されているのだけれど、この個体は通常観察されている茶褐色味を帯びたタイプではなく、遠目で頭が黒く、翼は翼端と小雨覆が黒く他は淡い青灰色、下面が翼・体も白いタイプの個体だった。

以前はこのタイプのチュウヒは「大陸型♂」とされていたので、だいたいの図鑑でも「大陸型チュウヒ♂」と表記されていると思いますが、近年、国内で繁殖しているチュウヒにこのタイプの個体もいることがわかってきたらしく、「大陸型ってのもなんだかな~」ってなったようで、昨今のチュウヒマニアさんは、「ワシタカ図鑑」にも記載がある、通称「ズグロチュウヒ」と呼んでいるようです。

medaichiは猛禽知らんし苦手なんですが、記録っつう意味と、ブログのお客様のために、本サイトに揚げた写真に見て取れることを図示しておきます。

とりあえずオオルリ♂来ました。

去年のfieldnoteを見ると4/6には、オオルリ・キビタキ・コマドリ、クロツグミ、センダイムシクイと入っているのに今季はちと寂しい。桜の開花が去年と比べると3日遅れやからそんなもん? ん~、一昨年の2023年春の記録を見ると、4/10から4/11あたりに揃うからそんなに変わらん。

日頃、茶色の地味目の鳥押しでなんだかんだ書き散らかしてるmedaichiですが、さすがにこの季節になると「映え」つうものがありますから青い子黄色い子探すはめに・・・。手抜きしていた展望塔前の草地や南池作業道の刈込も「観察精度が上がらんやろ~!!」と怒られそうで尻に火がついていたのですが、なんとかシギチドリの渡りに間に合いました。

でもって、今朝は「なんとか一羽・・・」と欲丸出しで出撃・・・。とりあえずオオルリ♂一羽撮れました。枝またぎの日の丸写真ですが証拠写真なんでこんなもんでしょう。満開の桜に来たカットは全部ブレてましたW。