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臨時休館のお知らせ

大阪市から以下の連絡がありましたのでお知らせいたします。

「野鳥園臨港緑地内野鳥園展望塔は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止のため、3/4(水)から3/13(金)まで、臨時休館いたします。3/14(土)以降の予定につきましては、今後決定いたします。ご来園の皆様にはご不便をお掛けいたしますが、なにとぞご理解いただきますようお願いいたします。」

ということで、野鳥園展望塔はしばらくお休みさせていただきます。以後の予定は、野鳥園本サイト、当ブログでもご案内いたします。

新型コロナウイルスに不幸にして罹患された方々には、心よりお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

ん~、3月からは野鳥たちの春の渡りが始まるのだ、4月になればシギ・チドリの季節・・・。今回の新型コロナウイルス感染症、なんとか早く終息してほしいものだ。ふつうウィルスは排出されて低温・低湿度の環境下ほど残存し、高温・高湿度になるほど死滅する傾向だから、暖かくなれば自然に低減終息していくとおもうんだが・・・。花粉症・・・これはこれで鬱陶しいWW  マスク不足・・・はやくなんとかして欲しい。

まあ、家庭用マスクの80%近くが中国製で、現在、中国の物流が滞っているから早急に解決されることは難しいだろうけど、トイレットペーパとかティッシュってほとんど国産だろうに、どっかの馬鹿垂れがSNSにデマ流したもんだから大騒ぎに・・・。medaichiの近所なんかおコメまで無くなってる。ワンコのおしっこシートまで品薄に・・・、ドッグフードとシートは買ったところだから、現在我が家で必需品のストックが潤沢にあるのはワンコだけ~って、馬鹿臭いことこの上ないWW。

デマとわかっていても、実際マスク不足があったものだからタイミングが悪い。「・・・念のため~」って心理になるのも、家庭をあずかる主婦のみなさんなら致し方なしか・・・。今回の新型コロナウイルス感染症、終息しても、なんか日本人のメンタルに不快な後遺症を残していきそうだ。

3/2 ウミアイサとか・・・

近くにウミアイサのお嬢がやってきた・・・なんで?  しきりに潜っているから、まあ採食してるんやろうけれど。

浮かび上がってきたところを連写・・・。おお~、カニを捕えていました。図鑑の記述にも「潜水しては魚や甲殻類を捕える・・・」とか書いてあります。

植栽を刈ったところにはホオジロが出るようになりました。普通に見られる野鳥なんですが、野鳥園ではそんなに多い子ではありませんでした。春の渡りに備えて機材のチェックでパシャリ!

ウォーミングアップってことで・・・

年明けの風邪を言い訳にして撮影をさぼっていたmedaichiなんだが、春の渡りを目前にええ加減にせんといかんというわけで、今朝は練習がてらカメラを担いで出かけてみたらモズ♂君がでむかえてくれた。モズは冬季は単独で縄張りし、よい環境は強い♂個体が占有するってことらしい。あまり園内で♂個体を見ることもないので撮らせていただくことに・・・

ああ、それからモズ♂の翼の白班ですが、場所は初列風切の基部です。写真を持っていないのでイラストにするとこんな感じ。キビタキ君の白班とは違いますね。ちなみに、アカモズとかその亜種に紛らわしいのがいますが、翼の白斑はありません。薄色でなんだかんだになっても、白班があればモズってことでいいでしょう。以前、野鳥園で観察されたことのあるタカサゴモズには、初列基部に同様の白班がありました。

でもって、おなじみジョウビタキのお嬢・・・。サクラの花芽の横にとまってくれたのでパシャリ。春が待ち遠しいですね。

メジロ君達が緑道の水たまりで水浴びを・・・。手前の落枝が邪魔だったので回り込んだのですが飛ばれてしまいましたW  残念。

そうこうしているとおなじみのニャンコ先生が・・・。あれ?  この子右耳の先端が切れてますね。寡聞にして不勉強なmedaichiは知らんかったのですが、この耳先の切れ込みは人為的なもので、野良君達の保護団体の方達が、一度捕獲し、避妊手術を施したのち再捕獲を避けるためにマークしたものらしいです。

まあ、「避妊した一代限りの命だから、地域猫ってことで暖かく見守ってください。」ってことなんでしょう。この子は触らしてはくれんかったけど逃げません。時々、ご飯をもらっているのかも・・・。耳の形がサクラの花びらみたいだということで、この子達は「さくらねこ」と呼ばれてるらしいです。なかなか粋なお名前で感心しました。

medaichiも以前はこんな野良君達に冷たい視線を向けていた時期がありました。でも、離島とか特殊な環境、脆弱な生態系以外はまあいいんじゃないかと。medaichiの子供の頃は野良君なんぞいっぱいいたけど、野山には生き物がたくさんいたもんね。本来の生態系に無い生物なんていったって、野良君を含めハトやカラス、外来種とか全部ヒトの所業だし。野良君の一匹や二匹、笑って共存できるくらい自然環境が保全され、社会が寛容さを取り戻せたらいいなと思いますね。このお題はここまで。

いつかはZeissとか・・・趣味的双眼鏡の王者

たまに、転売目的のオークションなんかで、このZeiss 7×42B/GA の各機種を「バードウォッチング用の双眼鏡の王者」なんて書いてるの見るけど、これはどうかと思う。Dilayt 7×42は1980年台の初頭の発売開始だったと思うけど、medaichiが野鳥を観始めたのもこの頃か・・・、バードウォッチングの盛んなイギリスのバーダ諸氏は90年代中頃にかけて、10×40BGAのユーザがかなり多かったと記憶している。

7倍機は野鳥の観察に向いてはいるが少々非力だ。2004年まで製造販売された Dilayt 7×42は、90年代になってユーザが増えてはきたが、2000年にはあのELスワロフスキーが登場する。以降2010年、スワロフスキーがEL Swarovisionを世に出してからも、国内の状況はみなさんもよくご存じだろう。medaichiの個人的な印象では、Zeiss 7×42B/GAがバードウォッチングの双眼鏡の王者だったことは無い。無論、medaichiを含めて根強い愛好家のが存在する機種だから、現時点でもこのZeiss 7×42B/GAの各機をバードウォッチングに愛用しておられる諸氏は多いであろうし、お叱りを受けるかもしれないが、本機でバードウォッチングを楽しむということを云々するつもりはないのでご容赦たまわりたい。

実際、medaichiは少々マジで探鳥するときならEL 8.5×42 SVを使うし、干潟、水辺などの開けたところなら10倍機を使うだろう。撮影メインの時ならもっと小型軽量の低倍率機を選択する。

とはいうものの、天気の良い日に、公園や近くの山の林道をZeiss 7×42B/GA T*Pだけをぶら下げて、現れた野鳥達の姿を楽しむのはとても楽しいのだ。風景・景色などの遠くのものより、近くの野鳥や植物を見る方が面白いだろう。もっと言わせてもらえば、この双眼鏡のすっきりとした抜けの良い、+豊かな色彩の階調表現といった見え方・像質を楽しむのが楽しいともいえるだろう。

星や天体屋さんも鳥屋さんも、目的達成のためなら現在のハイエンド機を使った方がフォーカスもパシっと決まるし、像質もフラットだ、明るくてコントラストもよく中央の像のエッジも際立って良いに決まっている。まあそうだなあ~、このZeiss 7×42B/GA T*Pって双眼鏡は極めて趣味的と言っておこうか。要は趣味的なものだから、お値段や、古臭さ、欠点なんかはどうでもよいわけで、お洒落な趣味人はそういう「野暮・・・」は言ってはいけませんWW

フォーカシングホイールが硬いだの、視度調整がトラブったとか、内部グリースがにじんでるとかああだこうだボヤきながら「伊達と酔狂」でいいんです。どうせはまり込んだ沼なんだから、双眼鏡愛好家として楽しみましょうW

もう生産を終了した機種を紹介してしまいましたが、まあ、バードウォッチングという「お殿様的」というか「浮世離れした」趣味の楽しみ方のひとつとして笑い飛ばしてください。ということで今回のZeiss 7×42B/GA T*Pですが、「趣味的双眼鏡の王者」とでもしておきましょうか。

いつかはZeissとか・・・その②

では、大胆にも30年前の機種Zeiss 7×42B/GA T*Pを、現在のハイエンド機 EL 8.5×42 SVと見比べてみました。Zeissのカタログに実視界の記載がありませんでしたが、150m/1000m先の視界とありましたので計算すると実視界は8.58度となります。新JISの規格で見掛け視界は55.4度・・・ ん~、新JISだと広角双眼鏡というのは見掛け視野60度以上なので、まあ準広角といっても良いかな。倍率8.5倍のスワロでさえ58.94度だから、非力な7倍としたら優秀ですね。視野はスワロは僅かに寒色系を帯び、Zeiss 7×42B/GA T*Pは黄色味を感じます。

おなじみのEL 8.5×42 SVです。遠くの埋立地に並んだコンテナの文字が読めますね。

Zeiss 7×42B/GA T*Pです。センタの30%ちょいなら、スワロに負けませんが50%超えるとズルズル、周辺は僅かに内向きの歪曲があります。

冬の午前中、澄んだ空気感が感じられますでしょうか。ちょっと見え方をくらべてみます。

遠くのクレーンのオレンジ色の塗色や、白い橋の陰影なんかの描写はZeiss 7×42B/GA T*Pの方が僅かにしっとりと階調感が感じられます。すべてに優等生なスワロのELですがこの辺りは古いZeissを超えてないといえるのでしょうか。

北池の水面の反射も、スワロの明るくコントラスト優先の描写に比べて、Zeiss 7×42B/GA T*Pはよりしっとりと深みのある絵画的と思えます。

ああ、これは双眼鏡を付け替えている間に光線の条件が変わってしまいましたねえ。でも、今回medaichiのお話ししたいことを強調したらこんな感じになるかと思えるので、このままにしておきますW  表現が適切か迷いますが、Zeiss 7×42B/GA T*Pは、条件によって昔のポジフィルムのような艶感のある描写を見せるような気がします。「階調表現が良い、より絵的な表現」と言ったらいいのかなあ、ハイエンド機のEL 8.5×42と比べて、差は僅かとはいうものの感じとることができます。恐らく前稿で書いた「Hmm?」とか「what’s?」感というのは、この階調表現の差による情報量の差を脳が感じ取っているのではないでしょうか。