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続ヘラサギ・・・その後

強風を避けて葦際にヘラサギが3羽。先日5羽来ていたが日によって個体数が変わるようだ。今日、改めて観察すると冠羽が伸展しているようだ。白矢印の個体は嘴先端の黄班の形状でmedaichiが勝手に同一個体と思い込んでいる成鳥で、下の写真の子と同じと判断しているがどうだろう・・・?

ヘラサギadも冬羽では冠羽は短く目立たないし胸や後頭の黄色味も観られないが、もしこの群れが3月初旬ごろまで滞在してくれるなら、冠羽の進展とともに胸と後頭のが黄色味を帯びた成鳥の羽衣を観察できる可能性がある。これはこれで何とも楽しみなことではある。

白矢印の子が飛んだ。風切羽端の暗色部は見られないので成鳥と判断していいだろう。右端の換羽の長い子も楽しみである。

続キレンジャクとか・・・

今朝のキレンジャクは、野鳥園手前の緑道にあるクロガネモチにいました。ツグミの群れと交替にやってきて実を食べています。10羽±としておきます。ツグミの群れは数十羽いたのでクロガネモチの実はほとんど残っていません。こういう時はいたずらに鳥を追っても寂しい写真になるので、「この辺にとまってくれたら撮ろう・・・」というアングルで待ちます。

取り敢えず、葉の緑色、実の赤色、レンジャクの黄色と賑々しい写真になりました。ん~っ、これではいけませんね。葉がムシクイだらけなのはともかくw   動きがありません。まるで剥製を乗せたように見えますw

そうですね。やっぱり木の実をくわえてもらわないと動きと言うか、鳥の表情が出ませんよね。チャンスがあれば何枚か押さえて、後は遊んでみてもいいんじゃないかと思います。

ヒレンジャクのこと・・・

一昨日、キレンジャクの蝋状突起のことを揚げたら、早速「ヒレンジャクの次列は・・・?」と突っ込まれたので写真を探すハメにW。次列風切の先端に赤い怪しげなところが見えますが、ここは羽端で蝋ではありません。

この子は上のことは別の♀成鳥と思われる個体。次列風切先端の赤色あるいは白色部について、写真の中では個体差としているが、今のところmedaichiは雌雄差ではないかと思っているのだが、不勉強ではっきりしたことは申し上げられない。

キレンジャクとか・・・

今朝、キレンジャクが3羽。早くにはヒレンジャクも3羽いたらしいのだが、medaichiは観察できなかった。この齢で1種増えたw  野鳥を観始めてレンジャクの群れは何度も観ましたが、全部ヒレンジャク。まあ、西日本はヒレンジャクが多く、キレンジャクは北日本に多い鳥だからここら辺はしようがないんだけれど、「さっきまでいたのに・・・」とか「昨日までいたのに・・・」シリーズで今までキレンジャク観れんかった。

キレンジャクを観察出来たら観たかったのがこの写真。レンジャク科の英名「ワックスウィング」(Waxwing) の由来である、次列風切羽の先端部にある赤い蝋状の突起物だ。羽軸の先端と外弁の一部が変化したものとされているのだがヒレンジャクにはないのだ。

野鳥写真のこと・・・

寒いし強風だし・・・とか、何かとゴネて撮影をサボっているmedaichiは、例によって機材ネタとか双眼鏡ネタでお茶を濁すわけですが、本サイトのお客様からお問い合わせをいただいてそのままになってたことで、「野鳥撮影のコツ・・・」というような大上段なWご質問をいただいていた。無論medaichiはその様なご高説を啓上できるような人間ではないので、「まあ、これから始める方にmedaichiが普段気を付けていること・・・」ってくらいならお話してもいいかなと・・・。

自分の写真で自画自賛の感は否めないのだが、野鳥の撮影を続けていると左の写真のように、「あれっ? これいいかも・・・」って写真がまぐれで撮れる。アハハ、まぐれじゃいけませんよね。まあいいや。

ようは、背景がきれいに整理されて、被写体の野鳥が浮き出たようなというか、スッと視線が集中するような写真ってことです。こうして背景がボケていると、被写体のオオルリ君が引き立って、際立った写真になりますね。写っているもの全体にピントが来ているように見える写真に比べて、ふわっと柔らかくかつ冴えた写真になります。写真で背景をぼかすには、①望遠側程効果が大きい ②「F値」は開放 ③被写体と背景の距離をとる、となるんですが野鳥写真の場合は③の被写体と背景の距離をとるのが一般的でしょう。

 

背景物との距離・・・背景をぼかすこと

それでは以前観察されたニシオジロビタキ君にお手伝いいただいて、被写体と背景の距離についてみてみましょう。左の①背景物が近い場合・・・なんだかゴチャゴチャしていてスッキリしない写真ですね。②背景物まで少し距離を置くだけで随分感じが変わります。③背景物まで距離があると大きくぼけて被写体のニシオジロ君が引き立って見えますね。緑道や公園でアングルを工夫する余地がある場合は思い出してください。下のサムネをクリックしていただけるとそれぞれの大きな写真が開きますから比較してみてください。とは言えゴチャゴチャやってる間に飛ばれたんでは元も子もないわけで、鳥が出たらとりあえずシャッタを切って、余裕がある場合に工夫するってことでいいでしょう。

 

 

 


背景の色を選ぶこと

公園の池でカモたちを撮影している時なんか、群れが大きい場合はどの子を撮ったらいいか迷うなんて場合もありますよね。サクラにきたメジロの群れなんかでも同じなんですが、medaichiはバックの色で選ぶ場合が多いですね。上の写真だと①と②では水面に反射するものが、緑の植物か明るい空かで撮影の難易度や揚がった写真の感じが随分違ったものになります。

水面のミコアイサ君で比べてみてください。左の写真の方がしっとりとした趣のある写真です。右の明るい水面だと露出が引っ張られて、白い鳥は薄暗くまた暗部がつぶれてしまいやすくなります。

この場合水面ではありませんが、左のヤツガシラを撮影した時、実際はもう少し近づいていたんですがバックが空抜けになってしまうので、松の緑が後ろに来るように敢えて撮影位置を後方に戻して撮った一例です。

相手が野鳥の場合、シャッタチャンスは限られている場合が多く、あれこれ試す前にとりあえず撮影しておくことをお勧めしますし、「とりあえず撮ってなんぼ、シャッタ押したもん勝ち」という側面はありますが、余裕がある場合は、揚がってくる写真をワングレード上げる方法を思い出していただければと思いますし、こういう工夫を意識せずに自然に実行できるようになれば、良い写真が上がってくる確率は揚がるんじゃないかと思います。