LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmとか・・・

medaichiが本サイトやこのブログに揚げている野鳥の撮影に使用しているカメラは、機動力優先で、Panasonicのm4/3機のDMC-GX8だ。現在は20mm単焦点をつけて、KOWAのスコープに取り付けてデジスコで撮影している。ごつい三脚に装架して使っているので取り回しが悪く、動きの速い鳥や飛び物は苦手だ。

コンテンツ作成のための資料写真ってのが野鳥の写真を撮る目的なので、画質はそこそこでもチャンスを逃したくないし、使える写真が数出てくれる方が助かるのだ。要はお手軽かつお気楽に写真を撮りたいという下心が満載で、大砲レンズにフルサイズ一眼等と言う体力にもお財布にも優しくない選択肢は却下WW

Panasonicからは、LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.という35mm換算で200-800mmに相当するズームが数年前に出ていたんだが、意地になってデシスコにこだわっていたmedaichiは手を出していなかった。昨今、medaichiのNPOで干潟の生きものから野鳥までなんでもこいのW田君、同じくm4/3使いのW田君がこのレンズ持っていたので使わせてもらうことに・・・。

手ブレ補正は、2軸のPOWER O.I.S.を搭載しているので、ボディ内4軸の手ブレ補正機構を持つGX8との組み合わせで、暗い場所や望遠撮影でもメリットがあると思われるがどうだろう?  800mmの手持ち撮影なんぞmedaichiは考えたこともなかったが・・・、まあアッサリと撮れたWW

高い樹の梢にアトリがいた。20m位の撮影・・・光の状態が良ければ、望遠端でもとりあえず止まってくれるが、絞り開放ではややアマ。水彩のような絵が上がってくるが、まあフルサイズのようにはいきません。シャツタスピードとの兼ね合いだけどF11まで絞って尚且つiso200が使えたら良い結果がでるだろうと思う。

一番頻度の高い日陰の緑道・・・。ん~、手振れ補正DUAL O.I.S.の効果ありますねえ。今までの感覚で「ブレたな~」と思ったカットが止まっています。資料写真として使う分には細部の描写もOKでしょう。鳥が動かずにいてくれれば、望遠端でも1/60秒で十分ねらえるかもしれませんね。

このレンズ、スペック上の最短撮影距離は1.3mらしい、最大撮影倍率は望遠端で公称0.25倍なので35mmフルサイズに換算して0.5だ。望遠マクロレンズとして通用するんじゃないかな。medaichiの場合だと、寄ると逃げられる昆虫や干潟の生きものなんかの撮影にも使い勝手がよさそうだ。

ノスリ幼鳥とか・・・

展望塔前のナンキンハゼにノスリの幼鳥が・・・。幼鳥の虹彩は黄色で、ろう膜(上嘴基部の裸出部)は灰色或いは水色かかっている。脛羽がバフ色無班なので♀かもしれない。♂個体は脛羽に横班があるらしい。ここまでは本サイトにも揚げたが、ブログのお客様にはオマケ画像をあげておこう。

でもって、medaichiの蔵出し画像たが、虹彩は暗褐色でろう膜も黄色いのでノスリ成鳥。ところが脛羽はベタ暗褐色だ。このことは大陸産を意味するらしいのだがよく見ると僅かに横班があるように見える。♂個体としていいのか、不勉強なmedaichiはまだ答えを出せずにほったらかしにしている。

デジスコ用スコープをTSN-774に戻してみるとか・・・

この春からデジスコの撮影用スコープをKOWAのTSN-884で撮っていたが、焦点深度の浅いこと、前に広いことやで手こずっていたわけで・・・。ボケの入り方とか絵作り的には面白いんだが、要は面倒なんです。medaichiは作品作りなどという高尚な意図はかけらもないので、本サイトやブログのコンテンツ様に使える写真の撮れる割合が多い方が楽ということですね。

感覚的にはドンピシャの写真が100枚撮って1.2枚撮れるより、そこそこの写真が数枚取れてくれる方が仕事がはかどりますW。オートフォーカスでバシバシ撮って使えそうなのを拾うほうが、マニュアルでピント送ってとかやるより楽ですしね。「技術的退行・・・」という影の声は無視して、緑道みたいに撮影距離の近い時はTSN-774に戻そうかと思わんでも・・・。

で、久しぶりにTSN-774に換装して出撃してみたら、ジョビ子がいたので1枚パシャリ。「ん~、何にも考えんでカメラまかせでこれくらいのグレードかあ・・・」ってのが正直な感想です。TSN-884はズームアイピース付けて観察メインに、緑道などの撮影用はTSN-774ってのが良いのかも・・・。まあ、選択肢が増えるってのは悪いことではありませんから、暫くこれで行ってみます。

ルリビタキ♂いました・・・遠いW

今日は定休日だが、朝から緑道へ・・・。昨日ふられたルリビタキの♂を探そうか?  階段下で声がするので振り向いたらいましたW。すぐ出てくれたのはいいんだけれど、この子全然寄れません。遠くて写真になっていませんが第二回冬羽か・・・?   普通ルリビはじっとしてたらそんな苦労しないんだけれど、まあ、こういう日もあります。

ヒマラヤザクラにメジロとか・・・、あとルリビ

あ~、こんな写真を揚げると「思いっきり季節外れ感」満載なんだが、この桜は「ヒマラヤザクラ」だから我慢していただこうW。ヒマラヤ原産の野生種で1.200~2.400mの高地に見られる。日本の桜と違って11月から12月の冬に咲くのだ。まあ、メジロ君達には時ならぬプレゼント、盛んに吸蜜していました。

ルリビの青い子もいるらしいのだが、今日は仕事明けで出遅れてしまった。♀型は2羽飛び回っていたのでとりあえず撮影。明日の朝出直すことに・・・

クロジ♂第一回冬羽とか・・・

お客様に「クロジの♂いたよ~」と教えていただき出撃することに・・・。実はムギ君以上にクロジは相性が悪いW。 観察出来てもカメラ持ってない時ばかりなのだ。大体暗い所大好きな子だし、滅多に開けた所にこないし~。金属音というか地鳴きが特徴的なので、いるのはわかるんだが、要は手ごわい子なのだ。

階段下の緑道で、大型ツグミ類やルリビの声に混じって「ピッ!」とクロジの声がしていたので、待つこと1時間、じっと固まっているmedaichiの傍らのクヌギに・・・1羽。それでもじっとしていると薄暗い地面に薄暗い鳥がW。この時点で動くと「即アウト!」ホオジロ系の撮影は採餌し始めるまで待てるかなのだ。いわゆる「だるまさんが転んだ」状態・・・。「採餌してる間にコソ~っと忍びより、こっちを見たらじっと固まる」これにつきます。

クロジ♂成鳥はモノトーン、黒とグレーの墨絵みたいな鳥だけど、この子は体羽や翼羽に褐色味のある第一回冬羽だ。次の年第二回冬羽を迎えても、風切に褐色味が残る場合もあるので成鳥羽になるのは3年目らしい。常時暗い所にいる鳥だけど、早朝とか曇の薄暗い時なら林道などに出て草木の種子や昆虫を採っていることもあるので、根気よく粘れば撮れるかも・・・。まあ薄暗い所の撮影なのでボツ写真の大量生産は仕方がないでしょうW