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オジギソウのこと・・・。ダイゼンも

毎度の季節ネタで恐縮。もう10年になるだろうか、レンジャのころからmedaichiらは展望塔入り口階段脇のプランタにオジギソウを植えている。NPOのN西さんに提供いただいているのだが、触れると萎むアクションの面白さに来館の子供達には人気があります。

もとが南米産で江戸時代に日本にもたらされたらしいが、寒さに弱いので基本自生しないのでしょう。沖縄だと自生しているところもあるとか・・・。medaichiの子供の頃は教材として普通だったと思われ、ヘチマとかと育てた記憶があります。発芽温度が25℃~なもんで6月下旬位に播種すれば世話無しで育ちます。今でも科学関係の児童向けの付録でありますから、子供らのリクエストでお父さんが頑張って育てておられるかも。

お昼前にダイゼンが1羽。陽炎が強い上に遠いので写真になっていませんが証拠写真で・・・。早く来た子は夏羽が残っていて面白いです。ゴカイを素早く捕え、丁寧にソロ~リと切れないように引きずり出しては水辺で洗って食べていました。ゴカイを好むシギチドリは、よく洗って食べているのが観察されます。

臨時休館のお知らせ

大阪市から以下の連絡がありましたのでお知らせいたします。

「野鳥園臨港緑地内野鳥園展望塔は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止のため、3/4(水)から3/13(金)まで、臨時休館いたします。3/14(土)以降の予定につきましては、今後決定いたします。ご来園の皆様にはご不便をお掛けいたしますが、なにとぞご理解いただきますようお願いいたします。」

ということで、野鳥園展望塔はしばらくお休みさせていただきます。以後の予定は、野鳥園本サイト、当ブログでもご案内いたします。

新型コロナウイルスに不幸にして罹患された方々には、心よりお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

ん~、3月からは野鳥たちの春の渡りが始まるのだ、4月になればシギ・チドリの季節・・・。今回の新型コロナウイルス感染症、なんとか早く終息してほしいものだ。ふつうウィルスは排出されて低温・低湿度の環境下ほど残存し、高温・高湿度になるほど死滅する傾向だから、暖かくなれば自然に低減終息していくとおもうんだが・・・。花粉症・・・これはこれで鬱陶しいWW  マスク不足・・・はやくなんとかして欲しい。

まあ、家庭用マスクの80%近くが中国製で、現在、中国の物流が滞っているから早急に解決されることは難しいだろうけど、トイレットペーパとかティッシュってほとんど国産だろうに、どっかの馬鹿垂れがSNSにデマ流したもんだから大騒ぎに・・・。medaichiの近所なんかおコメまで無くなってる。ワンコのおしっこシートまで品薄に・・・、ドッグフードとシートは買ったところだから、現在我が家で必需品のストックが潤沢にあるのはワンコだけ~って、馬鹿臭いことこの上ないWW。

デマとわかっていても、実際マスク不足があったものだからタイミングが悪い。「・・・念のため~」って心理になるのも、家庭をあずかる主婦のみなさんなら致し方なしか・・・。今回の新型コロナウイルス感染症、終息しても、なんか日本人のメンタルに不快な後遺症を残していきそうだ。

今いるミコアイサはこの子達です

え~、皆様明けましておめでとうございます。元旦が休館でしたから今朝(1/2)はmedaichiも初出となります。9時前に到着すると、カメラのお客さんがなんと10人以上も・・・。わはは、皆さんお好きですね~というか熱心ですね~。

でもって展望塔に出ると、ミッツ黒猫さんがミコ♂がいると教えてくれたので早速撮影・・・、西池の奥だし300m以上あるけど、冬の順光なもんでなんとか届くか。ホオジロガモ、キンクロハジロ、スズガモとかの潜水採餌ガモと一緒にいるのをパシャリ。

近くをホオジロガモ♀が横切ったんだが、「んっ? 嘴が黒い・・・1stwか?」

「最近、カモなんてマジ観ないし~、わからんWWW」そんな不真面目なmedaichiの強い味方の図鑑をご紹介しておこう。誠文堂新光社から出ている「日本のカモ識別図鑑」だ。この手の図鑑を多数書いておられる氏原先生の本。日本に生息あるいは観察例のある48種を網羅し、雌雄成幼の識別に関する情報が満載。まあ、現時点で一般的に入手できるカモ類の資料としてはまず最強じゃないかと。

ん~、「カモしか載っていない図鑑に、税込3.850円・・・」かあ。これを惜しくないと思える貴方は、かなりお病気が進行しておられますね。もっとも、正月の二日早朝から、野鳥園の展望塔でバシバシやってるカメラのお父さんなんざ、自動車買えるくらいつっこんでおられる方も・・・。くらべりゃ、お病気も微熱くらいカモねWW

双眼鏡や物撮りとか・・・

medaichiに野鳥屋さんではないお客様から、双眼鏡の視野の撮影とかでお問い合わせをいただくこともあるのですが、今回はなんと双眼鏡そのものの撮影について、お問い合わせをいただいたので簡単にお答えしておきます。medaichiは双眼鏡に限らず小物・・・いわゆる物撮りでは上の写真のような撮影ボックスを自作して使っています。

屋外で直射日光を避ければ撮れますが、都度持ち出すのも面倒だし、物撮りの基本は背景を単純化してそのものを浮き立だせ強調するってことなので、背景用のペーパでもいいですがナチュラルな雰囲気を演出するために、背景は杉の荒材・底面は集成材です。背景に木材を使用した理由はもう一つありますが後述します。影を和らげるため、照明は基本はトップとサイドからで乳白色のビニル ( ゴミ袋ですW )で散光させてあてます。

光源はLEDで多灯使用しているのは、物の形状によって光の回し方を都度変えるからですね。

まあ、室内の蛍光灯だけでも撮れますが、照明をあてているのはカメラのレンズを絞り込みたいからです。左の写真は室内の蛍光灯のみで、絞りは開放のF1.7です。これだと奥行きのある場合、ピントの合う範囲が狭く、この場合、対物レンズあたりにピントを持ってくると、奥のピントリング周辺 ( 緑円部 )はボケます。右の写真は照明をあて、レンズはF5.6まで絞って撮影しました。横位置で単品なら気にすることもないのですが、縦位置あるいは複数台の集合写真なら、この程度の工夫は必要かと・・・。

それから、背景を木材にしている理由についてお話しします。左右の写真を比べればお分かりになると思いますが色調が違いますね。medaichiは万事大雑把で適当な人間なので、カメラも変わることがありますし、照明の回し方も変わったりしますから、結局、撮影した枚数分補正をしなくちゃいけない羽目になります。背景がペーパなんかの人工物だとなんか難しいわけで、木材だと記憶色に対し不自然にならんようにすればいいし、明るさやコントラストも木目がつぶれたりせんようにしてできますからmedaichi的にはやりやすいからです。この写真の場合、KOWAの双眼鏡のラバー外装は暗緑色ですから、左の写真がより近いかなと思います。

最後に、撮影時は三脚を使用しセルフタイマでシャッタを切り手振れを防止します。標準系ズームか単焦点レンズですから1/60~1/125で切れればいいし、撮影の自由度からすれば手持ちがいいですが、撮りなおしも面倒なんで結局三脚使った方が良いとなりました。

アサギマダラ・キクイタダキ再び・・・

先日、アサギマダラを揚げたら、お客様のN村さんから、マーキングされたアサギマダラの画像をいただいた。無論、野鳥園内での撮影だとのこと・・・。ふむ、マーキングは翅をたたんで横向きにして書くから、背側から見ると反転するのな・・・。なんか、上から標識者のイニシャル・日付(10/6)・標識地コードと思われるのが書き込まれていますね。

そう・・・、medaichiはキクイタダキを、こういう姿勢で冠羽の後部に赤い羽根のある♂を撮影したいんだが、なかなか、うまくいかんもんです。4K動画を延々と回し続けるしかないかも・・・

アサギマダラがいました

早くから緑道に出撃したものの返り討ちに・・・W   不貞腐れてデスクに戻るmedaichiをアサギマダラが慰めてくれました。「こいつも渡り蝶だから、まっいいっか・・・」と撮影。野鳥園の蝶っていうとテングチョウとかルリタテハやけど、春や秋にはこのチョウも通過する。蝶にしては結構なスピードで飛翔するし、なんか滑空してるように見えたりとか、おかしな蝶だ。

盛んに吸蜜してますが、ん~っと、これ何の花だっけ?  ヒヨドリバナ・・・?  ん~、よくわからんのだけれど。 つうか、今日は10月21日でしょ。遅くね?だいたいアサギマダラの秋のわたりって、地域によって違うけど、野鳥園当たりじゃ、9月末から10月上旬で、ちとタイトじゃなかったかな。春は4月の中旬から5月いっぱいチラホラって感じだったと思うんやけどねえ。

暖地では幼虫越冬するらしいのだが、食草の関係で山林に行かないといかんし、幼虫や蛹じゃmedaichiみたいな素人にはみつからんやろうWW