カテゴリー別アーカイブ: シギ・チドリ

ホウロクシギ来ました!!

仕事明けでヨレヨレのmedaichiが野鳥園に到着すると、いきなり西池干潟にホウロクシギが来たとのこと・・・。瞬時にテンションMAXでカメラセット。無事、証拠写真撮影となりました。まあ現金なものではありますW そうですね。やっぱこの子らが出てくれないと雰囲気盛り上がりませんものね。早速、本サイトにも揚げることができました。

「この秋冬の撮影分とか全然整理しとらんし、書きちらかして途中でほったらかしの記事原稿いっぱいあるのにどうしよう?・・・って、ま、いいっかW」とお気楽に今季の春の渡りが始まりました。

ソリハシセイタカシギとコミミズク

10/22(土)にソリハシセイタカシギが3羽、西池を通過して南に飛び去った。本種は大阪南港の埋立地時代より大阪港近辺で記録はされていますが、野鳥園では初記録となります。その後、現時点に至るまで園内では観察されていない。工事の始まった近隣の埋立地をはじき出されたのかもしれません。お写真は写真部Wのミッツ黒猫さんです。

おなじみのトレイルカメラは、緑地の水場以外に園内の干潟部分にも設置してあり、夜間も自動で水辺をタイマ撮影しています。11/2の00:41、なにやら干潟で光る怪しの眼が・・・

どうやらコミミズクのようです。昨年の2021/10/30にも園内で日中の観察が記録されています・・・。

 

久しぶりのイカルチドリとか・・・

今日はお昼過ぎにイカルチドリがやってきた。本サイトにも揚げましたが、ブログのお客様にはオマケ記事を書かせていただきましょうか。この子は本来、水田や池、河原の砂地とか淡水環境にいて、野鳥園の様な海岸や干潟では珍しいので、「野鳥園的珍鳥」としておきます。

19-21cmですから、ハジロコチドリ並みに大きいのですぐわかります。ハジロコチドリよりはほっそりとした感じかな。特に嘴は他のチドリと比べても特徴的ですね。medaichiは初列からの尾羽の突出をまず確認します。顔胸の暗色部やアイリングも淡くて目立ちませんが、「目立たないのが特徴・・・」等と怪しげな解説をしてお客様を煙にまいてはいけません。

そうだなあ・・・、イベントで「ああ、尾羽の突出が大きいねえ。イカチだね・・・」(鳥屋は慣れてくると、オジロトウネンをジロネンとかセンダイムシクイをセンムシとか不埒にも省略して、経験者の雰囲気を演出する傾向がありますw) 等とやると、まあそれっぽく見えるわけですが、他の識別点とか聞かれたり、今時のことですからブレたややこしい写真を見せられて「これ何ですか・・・?」とか聞かれるハメになります。コネタを二つ三つ仕込んでからやるようにしましょうww。

オオメダイチドリいました・・・

親戚筋のオオメダイチドリ大兄に展望塔前の干潟にお越しいただきました。昼近くなると水面近くの陽炎がきつくて写真はゆるいのですが勘弁願います。オオメダイチドリは1羽だけでしたがメダイチドリに混じってますので、展望塔のお客様にはややこしかったようですね。

だらしない写真ですがメダイチドリが近くに来たので1枚・・・。ここでは嘴に注目します。オオメダイチドリの嘴のほうがずっと太くて長く見えます。脚も長いので体高も高く見えます。羽色や足の色は間違いやすいのですが、オオメダイチドリはメダイチドリほど赤くはなりません。

信号トリオのシギとか・・・

展望塔前の北池干潟にいたアオアシシギにアカアシシギのマジ夏羽がくっつきました。「これにキアシシギがきたら赤青黄の信号トリオやねえ~W」とか、medaichiらはヘラヘラ笑いながら見ていたら・・・

本当にキアシシギがやってきました。

ああ、例によって蛇足的余談です。アオアシシギって小魚も捕食するんですね。

どうしても夕暮れカモウオッチング・・・

え~、野鳥園で企画した夕暮れ「カモウオッチング」なんですが、新型コロナウイルス感染症の感染のまん延防止等重点措置により順延、あわせて同措置の延長が要請されましたので中止とさせていただきました。でもって、こういうイベントの時、medaichiらは「本来夜行性のカモ達や猛禽の攻撃を避けて、越冬中のハマシギ、シロチドリ等のシギチドリも夜の干潟で採餌しています・・・」等ともっともらしいことをお話してるわけなんですが・・・「夜中じゃみえんだろ・・・」という影の声も。

中止になってこのまま流れるのもくやしいので、秋の水場観察で威力を発揮してくれたトレイルカメラを干潟に置いてみようということに・・・。1回/10分で撮影することにしました。

ご覧の様に冬場の干潟は昼間は結構寂しくて、少しのカモ達やサギ達とか葦苅でいそがしくしているmedaichiくらいしかいません。

で、西池干潟の中央部にカメラをセットして夜間の観察、撮影にチャレンジしてみました。カメラに内蔵の赤外線光源とレンズの関係で、ほぼ真ん中の水溜まり周辺までしか写らんでしょうがやってみましょう。

おお~っ!! カモ類とハマシギが採餌しているのが撮影できました。大成功ってことですね。まあ潮の干満がありますから、満潮の時や干潮で汀線が遠い時はなんにも写っていません。ひたすら真っ暗WW

コガモやヒドリガモに混じって、昼間は観察しづらいツクシガモの群れも撮影できました。

たくさんいないのですが、シロチドリも1枚だけ確認!!

なんとヘラサギとおもったらクロツラヘラサギではありませんか!  思いがけない収穫です。

いかがでしたか?  夜間の干潟ウオッチング。当然、medaichiらのNPOは調子にのって干潟や植栽部の夜間撮影を続けますから、また面白い画像が出てきたらご報告しますのでお楽しみに。