カテゴリー別アーカイブ: 野山の野鳥

ハシボソガラスとか・・・

 

渡りの鳥たちが繁殖地へ旅立って園内は寂しい・・・。カメラのお父さんたちも旅立って展望塔も寂しいW・・・。ってことで今朝は園内にいるハシボソガラス君達。medaichi的にはハシボソガラスは農耕地、田園地帯の鳥と思っていて、ヒトと距離の近いハシブトガラスと比べて、野鳥園のような都市公園で観察できるってイメージなかったんですが、野鳥園にはずっとワンペアが居ついています。

今季の繁殖は・・・? と巣立ちの幼鳥を探してみるとなんか2羽寄り添っていますが、雰囲気大人っぽいですね。

そうこうしているともう1羽やってきました。

ああ、口の中が赤いのでこっちの子が幼鳥でしたね。巣立って日にちが経過している子のようで、青い虹彩は見えませんでした。ハシボソガラスのblue-eyeも観察したかったんだけどまあいいや。野鳥園のハシボソガラス君たちは今季も繁殖成功ってことでした。

サンコウチョウとか・・・

昨日(5/11)に、野鳥園では今季初記録。本サイトに揚げた写真が下の証拠写真程度だったので撮り直し~って、代り映えしませんねえW。少々やっかいな条件のところに潜り込んでる子なもんで、まあ、こんなもんでしょう。

で・・・、これが昨日の証拠写真W  medaichiの機材はガラパゴス化したデジスコなもんで、m4/3の本機に20mmのレンズ、アイピースが30倍の単焦点で35mm換算で1.200mmの超望遠・・・、撮影距離が近いと尾羽が簡単にフレームアウトするのです。

medaichiの場合、野鳥園の緑道での撮影は被る枝葉の間隙を掻い潜るようなことになりますから、AFならかぶりの枝葉にフォーカスをひかれますから、マニュアル撮影で撮ってます。

鳥までの距離が( この場合サンコウチョウですが )、十分にある場合はこんな風に引いた絵作りで、尾羽を含めてフレーム内に収めることができます。少々インパクト薄くなりますが、まあ好き好きってことで・・・。

今朝はコサメビタキ・・・

「いつでも撮れるんだい!」等と余裕かましていると下手打つので、今朝はまじめにコサメビタキです。「サメビタキを探してたんじゃ・・・」という外野の声は無視してくださいW。本サイトや当ブログの常連さんはご存じかと・・・、medaichiはサメビタキ族っつうと写真に書き込み入れて解説始める習性がありますし、普通撮らない姿勢の写真も揚げますから笑ってご覧ください。

一個前の写真は青かぶりしちゃってますね。コサメビタキにオリーブ褐色味はありません。ほぼこんな色合いかと・・・。

枝先でピチピチ言ってることが多いから、写真を撮るとまあこんな風にとれるんじゃないかな。嘴の形状・色合いにも下面の見え方、下尾筒の色もしっかり確認しましょう。

むっ! この写真、ほぼ完璧ですねえW。コサメビタキの嘴は、基部の狭い長辺がわずかに膨らんだ二等辺三角形です。下嘴基部の黄色部分は幅広く見えます。 写真の写りでわかりにくい場合もありますが基本、喉下の顎線は不明瞭で喉下は白く見えます。

センダイムシクイであれやこれや・・・

もうすぐ行っちゃうのに、まだご紹介していなかったセンダイムシクイ・・・。今朝もたくさん囀っていました。特徴的な「チヨチヨ・ヴィ~」が聞こえれば、「ああ、センムシか・・・」とカメラも向けてもらえない、扱いの可哀そうな子ではありますW。

まあ、なんで扱いが可哀そうになるかっつうと、面倒な子だからなんですが。要はルリキビ君達は誰が見たってルリキビなんですが、ムシクイ諸兄は写真一枚に特徴的な部分を、例えばセンダイムシクイの頭央線のようなものを映しこまないと種がわからんってことです。

頭央線もこんな風に撮っちゃあ面白くもなんともないわけでえ~

センダイムシクイの下嘴はポイント高いです。無班の一様な橙黄色な下嘴が確認できれば、まずセンムシでいいと思います。「下嘴は無班の一様な橙黄色なんだけど眉班が細いような~?」ってのはムシクイ沼に首まではまり込んだ人に任せておきましょうW。

センムシ君のお尻は黄色みが強く、汚白色のお腹とコントラストあります。ムシクイって枝先の高い所にいて、見上げで見ること多いですから、medaichi的にはこの部分、下尾筒ですけど良く見るようにしてます。

この写真はおなじみの重箱の隅ですW

個人的にはこういう双眼鏡の視界を切り取ったような写真好きなんですが、わかりにくい写真の見本Wのような写真ですねえ。まあ、面倒だのわかりにくいだの悪口ばかり言いましたけど、medaichiは結構ムシクイ君の写真は撮ります。好きな所はと言うか、なんでかというと、「ムシクイ1種でブログの尺がとれる・・・」WW

とりあえずエゾムシクイを・・・

偉いさんから「ムシクイは~?」等とプレッシャをかけられていたmedaichiですが、「んなもん、いつでも撮れるんだいっ!」と大型ツグミ類にかまけていたところ、今朝、メボソムシクイが揚がっっていました。「ウェ~、これでオオムシクイ来たら渡りも後半じゃん・・・」と尻に点火されたもんで、慌ててムシクイを・・・。

いましたいました、センダイ君は高いとこから降りてきてくれなかったので「ヒッ・ツ・キー」のエゾムシクイ君にターゲット変更。ブログのお客様のためのオマケ記事も書いときます。medaichiはアマのフォトグラファだから、作品(そんなたいそうなもんじゃないですけど・・・)に書き込み入れるの平気です。

それよか、ビギナさんが写真図鑑の写真と記事と交互に読み比べても、なかなかわかりづらいから写真に記事を書き込みゃいいんだと常々思っておりますから、「下手な解説より、写真に書き込み」っつうのを自分のスタイルとしております。

でもって平素「BirdWatching上達の基本は、図鑑に書いてあることが実際のフィールドでどう見えるか確認する作業・・・」などと面倒なことを吹聴しておりますので、図鑑に書いてあるようなことが確認できるレベルの写真を撮らんといかんわけで、またこれが・・・

階段下にクロツグミのお嬢

4/19 カラアカハラまだいました

今朝はあいにくの雨模様だが、medaichiは「早いうちなら降らないだろう・・・」と根拠ないこと極まりない下心で出撃・・・。カラアカハラはまだいましたが・・・、暗いW。シャッタスピードがあがらんので、例によってブレ写真の大量生産。個人ブログとはいえ施設名を冠にしている都合上、野鳥達の写真は外連味なく、すっきりと写真図鑑のような写真を旨としなければいかんのです。

動きを観察していると、ブッシュ間の移動の時しかチャンスはなさそうなので、空模様を気にしつつも気長にやるしかないわけで・・・。雨模様で散歩の方とか少なかったのでなんとか1枚撮れました。天気が心もとないのに、早くから物好きな・・・イヤ熱心なカメラのお客さんがたくさん・・・。皆さん珍客のカラアカハラ君を楽しんでおられました。medaichiは昼から仕事あるので今日はここまで・・・。

追記)  最近野鳥を見始めたブログの読者の方から「なんで第一回夏羽の♂なん・・・」とご質問をいただいた。せっかく図鑑的Wな写真が撮れたので、medaichiが注目したポイントを少し書いておきます。

コルリの囀りに混じってコマドリも鳴いてました。カラアカハラの出待ち時間に出てきた子をパシャリ・・・と。暗いのでデテールがつぶれてしまいます。ああ、この子お嬢ですね。

時間が余ったので、複数個体のさえずりが聞こえる大型ツグミ類の定番撮影スポットの階段下へ・・・。今季は暗くてデテールの潰れたのしか撮れてないので撮り直し・・・って、暗くてiso感度下げれんからまだイマイチやけどまあいいっかW。