カテゴリー別アーカイブ: 水辺の鳥

medaichiがピンチのウミネコを救出したこと・・・

あ~、今日7/22は暦でいうところの「大暑」だとか・・・。まあ、口にするのも馬鹿々々しい位に暑いのである。事務所でボケ~っとしていると、カメラのあぶらやさんが大声で呼んでいる。なんでも、釣り糸に絡まれたウミネコが展望塔前にいるらしい・・・。

ハサミ持ってゴム長に履き替え、あぶらやさんに同行いただき出動・・・。身動きできんかったらええんやけどね。なんでかというと飛ばれちゃうと救出できんからです。見ると頭部に絡んだ釣り糸をとろうとして足爪にも絡まれたウミネコ成鳥が干潟で情けなくうなだれておりますW。

実はこの後飛ばれました・・・。頭上を旋回するウミネコに「お~い !  外してやるから降りといで~ ! 」と言ったらなんと近くに降りてきました。わはは、こういうこともあるんだねえ・・・。

幸い、釣り針の呑み込みは無く、首回りから足爪にかけて絡んでいるだけのようだったので、ハサミでカットして終了。特にウミネコ氏に聞きたい案件も無かったので、他に異常の無いのをざっと確かめてからそのままお帰りいただきましたW。野鳥の救護っていうと、まあうまく行かんこともままあるんだけれど、今回はうまく放鳥できてよかったです。

クロハラアジサシ成鳥夏羽とか・・・

6/29(日)は、仕事明けで遅れて野鳥園に着いたらクロハラアジサシが観察されていた。ん~、残念!!観逃してしまったmedaichi。でもって、「ベニアジサシもおったでぇ~」との声が・・・。早速、画像を頂戴したが「オロッ? クロハらしか写っとらん?」。まあいいっか。ベニアジサシの写真あったかなあ~?

そうそう、万博で大騒ぎの埋立地がまだ造成中の頃、調査のついでに撮ったベニ君がいたはず・・・。ああ、これこれ。んっ? な~んか雰囲気おかしくね?  尾羽短いし~、下面に色がついてるし・・・。極めつけは初列風切の後縁に怪しげな暗色班が・・・って、「この子アカアシアジサシと違うか~」ということに。まあ15年も前に撮影した画像をほったらかしにしてるから、誤認したまんまになるんですねWW。暑くて鳥たちも少ないと、概ねこんなことで暇つぶしをする羽目になります。

お久しぶりのコヨシキリとか・・・

今朝は展望塔前の汽水池手前にコヨシキリが・・・。medaichiは野鳥園では久しぶりです。例によってお写真はお客様のY田に提供いただきました。多謝 撮れんかったですがキョシキョシ、ピリリリと良く囀ってくれましたから嬉しくなりました。見ての通り茶色の地味な子なので記録を兼ねて記事にしておきましょう。

スズメより小さい子で、声も違うし間違うことは無いでしょうがオオヨシキリには黒い側頭線はありません。口腔内も黄色味を強く感じます。野鳥園は通過しますからチャンスはあまりないかもしれませんが、シギチドリの少なくなった葦原に耳を澄ませてみることにします。

ヘラサギ3羽とクロツラヘラサギ3羽・・・

今季は北の埋立地が騒々しいこともあってかシャモジ達の入りが悪く、ある程度は予想はしていたもののmedaichiはプンスカ状態・・・。すると1/28(火)午後に、クロツラヘラサギ3羽とヘラサギが3羽北池葦原内の池に舞い降りた。クロツラ達は幼鳥ばかりのようなので置いといて、冠羽の出ているヘラサギに注目。例によってmedaichiはヘラサギを見るとシャモジの写真を撮りまくる習性がある。強風で遠いけど何処まで観れるか頑張ってみることに・・・。

ん~、右の初列の羽軸が黒く見えて上嘴の皺模様も浅い3歳(多分W)の子は初めて見るなあ。下嘴右に僅かな欠損と黄橙部にホクロが2個あるのが特徴的ですね。覚えておくことにします。で、左の冠羽がある子ですが黄橙部の面積が広くて嘴の両側にも広がっていますね。なんか見たことあるような・・・。

ああ~、以前、2019年の春に、medaichiが続けて観察している♀成鳥とイチャイチャしていた若♂によく似ていますねえ。ま、ぶっちゃけ写真が遠いし若鳥の黄橙部の模様は変わる可能性ありますから微妙ではあります。今回は決めずに、ほくろ2個の子と、嘴先端の黄橙部の面積の広い子と記憶にとどめておきたく思います。

コウノトリが降りました

皆さん、明けまして・・・と御挨拶をと思っていたら、大晦日・元旦と仕事で忙しかったmedaichiに野鳥の神様がお年玉をくれました。何度か上空通過の個体は見ていましたが、野鳥園内に降りてきてくれたことは無かったコウノトリ。最初北池に降りて鋼管前に移動。北関査察所に突したものの夕暮れ前の真逆光で光の角度も低い・・・。なんとかハレ切ってごまかすことにW。

とはいうものの足環を確認せんとまあなんだ「業務上の懈怠」Wを問われかねんので、少し接近してくれるのを待つことに・・・。で、色褪せ補正やらコントラストやらをゴソゴソやってたら何とか、右足上から青/黄・左足上から緑/青であろうと・・・

コウノトリの足環については「コウノトリ足環カタログ」でググると、この子は「 JO-423  2022年3月27日 京都府綾部市志賀郷①巣塔 オス」と判明

medaichiの写真がイマイチだったので、今日1/3、お客さ様のあぶらやさんにお写真提供いただいて再度検証・・・。「右足上から青/黄・左足上から緑/青」でええのとちがうかということに。

ああ~っと、ネットで「コウノトリ 足環カタログ」で検索すると無茶古い以前のバージョンが揚がってくるから、必ず兵庫県立コウノトリの郷公園のサイトに行ってtop下部にバナーがあるから、クリックすれば最新バージョンのPDFが入手できます。最新版は20240424改です。

今いるウミアイサ♂

年内にウミアイサ♂adはあんまり見られんのやけど、今季は早い時期に(12/14) 展望塔前でカニやチチブを採餌している様子が観察された。ん~、さすがに頭羽や体羽にエクリプス羽が残存していますから、いまいちビリっとしませんが、これはこれで面白いので揚げておくことにします。

medaichi的には♀ad、♀1stwと♂1stwを撮り貯めているのですが、これはこれでなかなかうまくはいかんもんですW。