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今朝のサンコウチョウ・・・

早朝の緑道、静かだW でも、久しぶりにお客様の黒猫さんに会えて嬉しかったです。ご挨拶を済ませるやいなや「ホイホイホイ~」。小さな声だったので♀だろうなと・・・。姿を追う内に長尾が飛んだがロストしてしまった。残念!

頭部を見ると、アイリングはしっかりあるものの、嘴の色はそれほど青味を感じないから、♀の第一回冬羽かもしれない。今頃、冬羽~と思われるかもしれないが、サンコウチョウの二年目の換羽は、7月より換羽に入り,全身の換羽を行なって第2回冬羽となり、この時点で成鳥羽になる。

つまり、5月のこの時点では第一回冬羽のまんまということになる。でも、秋の渡りの第一回冬羽の個体で、アイリングがこんなに顕著な子は観たこと無いから、裸出部については発達するのかもしれないが良くしりません。

 

ちなみに、♂成鳥の頭部はこんな感じ・・・。アイリングも幅広で嘴の青味もともに♀より鮮やかだ。上部の色合いも紫褐色を帯び、尾羽も長く明らかに♀と異なる。この羽衣に達するのは第三回冬羽からといわれている。

サンコのややこしいのはこの辺で、♂は第二回冬羽に換羽しても、体羽が成鳥と第1回冬羽との中間色なのや,尾羽中央2対が伸長するものや,第1回冬羽のままのものなど個体差があるということなのだ。下の写真を見ていただこう。

 

これまた数年前の春の蔵出し写真だが、この子は体色は薄めだが紫色かかって、アイリングも顕著だが尾羽は短い。つまり、この子は第二回冬羽の短尾型♂の可能性があるということだ。つまり、チラ見で尾羽が短ければ「♀だろね~」で済まなくなって来てるってことですね。面倒なことこの上ない上に、なにやら地雷原の危険な香りが・・・。

まあ、medaichiは普段から赤恥青恥かき倒していますから、お勉強と同時進行ってことで悪しからず。例によって写真を撮り貯めて、なんか書けるように頑張りたいと思います。ん~・・・、以前書いたような記憶があるが、サンコの第一回冬羽の♂♀は識別可能か?・・・次列と三列風切が暗色というのは本当だろうか?  ということで、無謀にもmedaichiはこの秋のテーマとして、サンコの第一回冬羽の写真を撮り貯めることに。

もう少しお待ちください・・・

 5月21日(木)大阪府が「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」の区域から解除されましたね。懸念された感染爆発や医療崩壊をおこすことなく、また新たに一歩進めるのは、医療関係者の方々をはじめに、事業者、市民の皆様の努力があればこそです。また、不幸にして罹患されお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、療養中の方々が一日も早く全快されますよう心よりお見舞い申し上げます。

無論、緊急事態宣言は解除されても、ワクチンや治療薬が開発確立されるまで、非常事態であることには変わりがないので、皆さんのこれまでの努力が無駄にならないよう、気を緩めること無く新たな感染防止に努めたいものですね。新たなスタートとして、5月23日(土)からは、これまで法に基づいて要請されてきた、さまざまな自粛が緩和され市民生活や経済の立て直しがはかられます。

でもって、大阪市の各局の施設も次第に再開されていきます。5/23(土)現在、野鳥園展望塔はまだ休止中でご利用になれませんが、再開に向けて協議中と申し上げることができると思います。思わせぶりなこと言っちゃいましたがご勘弁願います。

※5月21日(木)より、駐車場がご利用できるようになりましたのでご案内申し上げます。

展望塔の臨時休館は継続です。

 

現在、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態措置として、野鳥園展望塔も休館しています。この度、大阪府において緊急事態措置の段階的解除が決定され、大阪市の施設も一部の施設を除き再開しますが、野鳥園展望塔は、屋内施設であることを踏まえ、緊急措置解除後も当面、閉館を継続するとのことでした。

medaichi的には、最初「屋内施設であることを踏まえ・・・」ってなんのこっちゃとおもったけれど、要は、休止要請を解除する施設は感染拡大の予防のため、消毒や、発熱者の入場を防いだり、混雑の防止等、国のガイドラインや府の標準対策なんかを守るってことが条件だから、職員の常駐していない施設では無理~ってことなんでしょうね。

ともあれ、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」そのものは、国により5月31日(日曜日)まで延長されているし、感染拡大に対する警戒は依然緩めてはならないことは言うまでもないでしょう。

medaichiらに関しては、イベントなどはできませんが、野鳥園の鳥や環境についての調査研究、情報発信などやることはやらんといかんわけで、お客さんがいなくて「盛り上がらん感」満載ですが、コロナ禍が一段落して、また野鳥ファンの皆様とお会いできる日を楽しみに頑張りたいと思います。

サンコウチョウ♂♀いました・・・撮れずですW

雨上がりのモヤッとした朝だが、やっとサンコウチョウが入ってくれました。少し頑張りましたが、♂♀ともに観察はできたものの撮れずじまいです。不悪

でもな~、写真無いと雰囲気出ませんもんね~。でもって蔵出し画像で勘弁願います。これ。medaichiが野鳥園のレンジャだったころの写真です。だいたい野鳥園でこの鳥ねらうと、枝葉の隙間をこじ開ける様な撮影になることがほとんどなんですが、この時はスッキリしたところにとまってくれました。  ん~、なかなかビッとした写真でいいかも。なんか昔の方が写真旨かったんじゃないかと・・・W

画像にリンク張っておきますので、クリックすると別画面で大きめの画像が開きます。今日は昼から仕事なもんでここまで・・・

こんなもんかと・・・

今朝は散歩のお父さんたちが一段落してから出撃・・・、「寝坊しただけだろう・・・」という影の声はは無視して新スコープのテスト。ん~、静かだW  気配は感じるものの出てきてくれない。こういう時は徒に歩き回るより腰を据えて待った方が良いのだ。で、撮らせてくれたのはキビタキのお嬢だけ・・・よくあることです。

あれから、スコープの接眼レンズとカメラレンズの間隔を2mm広げたり、対物レンズの長いフードを自作したりとか徐々にセッティングを煮詰めています。このお嬢の時は、とりあえずオートフォーカスで2.3枚撮って、マニュアルでピントを送ったりしながら数枚撮りました。

100枚撮って、揚げれるような写真が数枚撮れるようになったらヨシとしようかなと思っています。まあ、上の写真も鳥の後ろ、枝に着いた葉っぱあたりからピントが怪しくなっていますので、前ピン傾向は相変わらず。いまのPanasonicのDMC-GX8はファインダで見ていますが、液晶のビューを3倍レンズ付きの液晶フードを復活させることも検討中です。

新スコープの合焦範囲を確認してみる・・・

今季からデジスコ用のスコープをKOWA TSN-774からTSN884に替えてみた。まだ、納得いく撮影ができていない。モヤモヤというか難物というか、手ごわいのである。焦点深度が浅いであろうことは予想していたのだが、カメラとの相性とかわからんし、手探り状態。でもって、「オートフォーカスで合焦する範囲もわからんでどうこうしてもな~」みたいなことになって、例によって検証用の仕掛けをでっちあげてみた。

なんてことはない、糊パネにチェッカを貼り付けてオートで合焦させ、その横に定規をとりつけただけW

早速試してみた。OH!! 10cmのところを0基点として、手前には数cm使えそうだが、奥には2cmですでに怪しい。小鳥の撮影距離だと大きめの卵一個位しかないうえに、前に寄っている。つまりピントの美味しい部分が前にあるのだ。野鳥の眼にオートでピントを合わせると、姿勢がこちら向きの場合なら尾羽はボケるのだ。

前ピン気味もええとこなのがわかったので、オートで合焦させてからマニュアルでフォーカスを僅かに奥に送ってみた。ん~、まあ、斜め姿勢ならなんとかなりそうだが、かなり面倒だし、ムシクイとか止まってくれない鳥には無理っぽい。「絵作りを楽しむ・・・」等という高尚な趣味はないので、成功率優先で、小鳥のデジスコ用としては従来のTSN-774で行こうか。

干潟の遠い鳥とかならOKだし、明るいからアドバンテージあるし、観察用としてなら視界も広くて快適なので文句はないわけで・・・。まあ、気分次第で・・・ってことになりそうです。