カテゴリー別アーカイブ: シギ・チドリ

ハジロコチドリとトウネンの標識鳥

イベント告知の締切をほったらかして双眼鏡で遊んでいたら、理事長に肩ポンされた・・・。過去の経験からいうと、こういう時はろくなことがないと相場がきまっているW   んっ?  スコープを見ろとおっしゃる。「また、ややこしい鳥を・・・」と思いながら覗いてみると、ややこしくないハジロコチドリ君でした。まあ、medaichiの親戚筋ですから、記事にしておきましょう。

おでこに暗色部あるし、嘴基部には目立たないですがオレンジ色が・・・。春のメリハリのきいた姿から、冬羽に向かう頃には、ぼんやりした感じになるんだけれど、この子は成鳥。おまけで幼鳥の写真もつけておきます。

数年前の、2012/9/10と記録してありました。秋のハジロコチドリ幼鳥・・・ん~、可愛い~な~。

でもって、陽炎の出始めた西池干潟、ハジロコチドリ君を追いかけていると・・・。今度は「お~い、トウネンの標識鳥もおるで~」とのことW   撮影して確認すると右脛の黒/黄フラッグ、ロシア・カムチャッカ半島の標識鳥だった。「あれっ、去年の秋にカムチャッカの幼鳥出てなかったっけ・・・?」

このブログでも紹介したが、2018年10月5日のトウネン標識鳥だ。「むむふふっW、去年、幼鳥で来たんなら、大人になって、また野鳥園に来てくれたのかな~」と不埒な妄想竹を生やしまくるmedaichi・・・。

いやいや、んなお手軽な妄想をしてはいけません。旗に番号でもあれば個体識別できますが、黒/黄の旗だけでは根拠なし・・・。だいいち、こんなちっこい旗に番号振られても、撮影が面倒臭いことこの上ないわけで・・・「大人になって帰って来たよ~」説は見事に却下WW   ん~、浪漫はあるんだけどね~。

8月21日(水) 干潟のシギチドリ・・・

今日は定休日でしたが、medaichiは本サイトのメンテに・・・。ん~、medaichiは、このブログもそうだけど、本サイトにも来場者のカウンタをつけていないんだが、アクセスを見てみると、8月に入って、シーズン前なのに数千人、ブログだけで千数百人の来場者がおられた。毎度のことながら、ちょっと考えさせられますねえ・・・、遊んでてええんやろか?W?W

野鳥園本サイトの観察記録をみていただければ、お盆を過ぎて賑やかになってきたのがおわかりかと。まあ、テキストだけだと雰囲気伝わらんかも~。なもんで、暑くなる前にちょこっと撮影してみた。

でもって欲張ったW 1枚・・・、シギチドリが6種写っています。野鳥園のお客様なら、どうってことないですねW  手前の干潟上に左から、トウネン、オオメダイチドリ、葦かぶりでメダイチドリ、ダイゼンですね。真ん中の、水辺に立ちこんだ5羽の群れはどうですか? 左の子が大きく見えますね。

はい、オオソリハシシギとアオアシシギでした。秋のオオソリハシシギは幼鳥が多いのだけれど、早い時期は成鳥もいるようです。近くで撮れてませんからわかりづらいですが、すでに肩羽あたりに冬羽がちらほらしておもしろいですよ。

チュウシャクシギもいます。他にはキョウジョシギが綺麗でした。左丸のオオメダイチドリ君、くちばしもぶっといですが、足も長いですね。右丸のメダイチドリと比べてみてください。他にはソリハシシギ君やイソシギ、タカブシギと思われた子もファインダを横切りましたが撮れてません。

                 撮影した画像をプレヴュでチェックしていると「チィ~~」と声が・・・   おお~、いましたいました、野鳥園に今いるカワセミはこの子です。1枚しか撮らせてくれませんでしたから、素っ気ない写真ですが・・・。

8月ごろからたいていカワセミが観察できるのですが、ほとんど若鳥です。良い環境は、成鳥が縄張りしていて、若鳥たちは、こんな海岸・河口部まで拡散していくのでしょう。見かけたら「頑張れ~」って応援してあげましょう。

シギチドリの秋の渡りが始まりました

 「皆さん、梅雨明けしたと思ったらいきなり暑いですね~。写真なんか撮ってられませんよね~」等とヘラヘラ笑って遊んでいたら、「メダイチドリ来とるで~」との声が・・・。おろっ!  もう来てるの~とあわててカメラを。真昼だし・・・陽炎きついし・・・、写真の出来は大目に見てくださいね。

でもって「メダイチを・・・」とファインダで探すとアオアシシギ成鳥が2羽・・・。7月下旬から観察されていたキアシシギ君もいたので一緒に記念撮影しておきます。

ああ、メダイチですよね・・・、いました、いました。西池干潟の遠くにいました。デジスコギリギリ・・・。♂adの退色した子ともう一羽、茶色の子、幼鳥なのか退色した成鳥なのか、すぐ見えなくなったので今日のところは不詳としておきます。

ああ、成鳥よりずいぶん遠くにいました、いました。んん~、なんかかろうじて幼鳥→1stwのようにみえますねえ。

ヨーロッパトウネンのこと・・・

5月2日(木)、西池干潟のトウネンの群れの中に、ヨーロッパトウネンの夏羽を観察した。第一回冬羽や越冬の冬羽の個体は良く観察されるが、夏羽は珍しい。medaichiも野鳥園ではずいぶん昔に見たような記憶があるだけだ。喉下の白色部や、肩羽の広い暗色班、三列風切の暗色班と赤褐色の羽縁が顕著でありわかりやすい子だった。

メダイチドリが・・・

  この週末から、メダイチドリが数を増して昨日は11羽・・・。だいたい西池に干潟が出ると姿を見せます。コチドリ、シロチドリを押さえて、いまのところ干潟の優占種W

蛇足的余談で恐縮ですが、管理人のHNの「medaichi」っつうのはこの鳥からきています。野鳥を観始めてまもないころ、野鳥園の探鳥会に参加するとシロチドリやコチドリに混じって見慣れぬチドリが・・・。慣れない図鑑で調べると、どうやらメダイチドリらしい。リーダーさんに聞くと「そうですね。メダイチドリです。よくみつけましたね。」と言ってくれました。なんだかうれしくて記憶に残る種になりましたもんで、ネット時代になってずっとハンドルネームにしています。

コマドリ抜けましたね。オオルリ君は出ていますが、キビタキも含めたヒタキ類、ムシクイも個体数が増えません。夏鳥の状況はちょっと寂しいです。遅れているだけならいいんですが・・・

沖縄県比屋根湿地→訂正・宮城県鳥の海

上の写真の子をmedaichiらは(青00/橙)と報告したのだが・・・

8月11日にアオアシシギ標識鳥が出て、medaichiらは沖縄県比屋根湿地と判断したのですが、その後、山階鳥研から回答が来て、青00/橙と報告したが、下のフラッグは橙ではなく白で宮城県鳥の海の放鳥と判明しました。おそらく泥などの鉄分が酸化して着色したのでしょう。

2015年11月6日の放鳥で、当時は性不明幼鳥ということでしたので、めでたくこの子は満3歳の成鳥と判明しました。標識地の訂正と併せてご報告させていただきます。

大体、medaichiらは普段、暇を持て余すとヘラヘラ笑いながらこのような頼りないことをチマチマとやっておりますW。まあ、野鳥趣味の楽しみ方のひとつって言えるのかもしれません。写真ってのは、こんな場合の記録要素として大事なことが良くわかりますと我田引水しておきますW。