カテゴリー別アーカイブ: シギ・チドリ

シギチドリの秋の渡りが始まりました

 「皆さん、梅雨明けしたと思ったらいきなり暑いですね~。写真なんか撮ってられませんよね~」等とヘラヘラ笑って遊んでいたら、「メダイチドリ来とるで~」との声が・・・。おろっ!  もう来てるの~とあわててカメラを。真昼だし・・・陽炎きついし・・・、写真の出来は大目に見てくださいね。

でもって「メダイチを・・・」とファインダで探すとアオアシシギ成鳥が2羽・・・。7月下旬から観察されていたキアシシギ君もいたので一緒に記念撮影しておきます。

ああ、メダイチですよね・・・、いました、いました。西池干潟の遠くにいました。デジスコギリギリ・・・。♂adの退色した子ともう一羽、茶色の子、幼鳥なのか退色した成鳥なのか、すぐ見えなくなったので今日のところは不詳としておきます。

ああ、成鳥よりずいぶん遠くにいました、いました。んん~、なんかかろうじて幼鳥→1stwのようにみえますねえ。

ヨーロッパトウネンのこと・・・

5月2日(木)、西池干潟のトウネンの群れの中に、ヨーロッパトウネンの夏羽を観察した。第一回冬羽や越冬の冬羽の個体は良く観察されるが、夏羽は珍しい。medaichiも野鳥園ではずいぶん昔に見たような記憶があるだけだ。喉下の白色部や、肩羽の広い暗色班、三列風切の暗色班と赤褐色の羽縁が顕著でありわかりやすい子だった。

メダイチドリが・・・

  この週末から、メダイチドリが数を増して昨日は11羽・・・。だいたい西池に干潟が出ると姿を見せます。コチドリ、シロチドリを押さえて、いまのところ干潟の優占種W

蛇足的余談で恐縮ですが、管理人のHNの「medaichi」っつうのはこの鳥からきています。野鳥を観始めてまもないころ、野鳥園の探鳥会に参加するとシロチドリやコチドリに混じって見慣れぬチドリが・・・。慣れない図鑑で調べると、どうやらメダイチドリらしい。リーダーさんに聞くと「そうですね。メダイチドリです。よくみつけましたね。」と言ってくれました。なんだかうれしくて記憶に残る種になりましたもんで、ネット時代になってずっとハンドルネームにしています。

コマドリ抜けましたね。オオルリ君は出ていますが、キビタキも含めたヒタキ類、ムシクイも個体数が増えません。夏鳥の状況はちょっと寂しいです。遅れているだけならいいんですが・・・

沖縄県比屋根湿地→訂正・宮城県鳥の海

上の写真の子をmedaichiらは(青00/橙)と報告したのだが・・・

8月11日にアオアシシギ標識鳥が出て、medaichiらは沖縄県比屋根湿地と判断したのですが、その後、山階鳥研から回答が来て、青00/橙と報告したが、下のフラッグは橙ではなく白で宮城県鳥の海の放鳥と判明しました。おそらく泥などの鉄分が酸化して着色したのでしょう。

2015年11月6日の放鳥で、当時は性不明幼鳥ということでしたので、めでたくこの子は満3歳の成鳥と判明しました。標識地の訂正と併せてご報告させていただきます。

大体、medaichiらは普段、暇を持て余すとヘラヘラ笑いながらこのような頼りないことをチマチマとやっておりますW。まあ、野鳥趣味の楽しみ方のひとつって言えるのかもしれません。写真ってのは、こんな場合の記録要素として大事なことが良くわかりますと我田引水しておきますW。

標識トウネンを探してみた・・・

先週からトウネンの標識個体が報告されていたが、medaichiは観てませんでした。「写真撮っとけよな~」とプレッシャーかかってきたので、今朝は少々マジで探すことに・・・。遠いけど、すぐ見つかりました。(・_・D フムフム、この子だねえ、あれっ、右脛に黒/黄ついてるね・・・、これは初めてだなあ。れいによって黒/黄はマレイシアのパターンだが、現時点ではロシア/カムチャッカ標識でいいようです。

もうちょっと近くまで寄ってもらえんかね~。右脛(黒/黄)フラッグ・・・標識のフラッグは上から読みます。左跗蹠のメタルリングを~っとシャッターチャンスをダイシャク君に邪魔されましたW。まっ、いいっか。明日はハマシギの標識個体を探します。

ダイシャクシギがいました

9/13(木)から記録の上がっているダイシャクシギ・・・。2羽いるんだが、撮影のチャンスがなかった。今日は展望塔前にきてくれたので楽に撮れましたW。カニを捕えてドヤ顔決めてくれたところです。野鳥園では、なぜか?ホウロクシギのほうが観察機会が多く、ダイシャクシギは珍しいゲストなんですけどね。ん~、やっぱ、ホウロクシギに比べると体色はわずかに白っぽいですね。

うわ~っ!  観ただけでオェ~~ってなりそうな写真ですが、逆で、カニをパクリと丸呑みにしたところですW。白丸内はおまけ・・・。飛んでくれたので、ダイシャクシギの識別ポイントの一つ、白い背中が観て取れます。ここら辺の話は本サイトの「ホウロクシギとダイシャクシギの見分け方」をご参照ください。