カテゴリー別アーカイブ: 水辺の鳥

ヘラサギが渡ってきた!!

展望塔で「万博も終わったし~、そろそろヘラサギとか来るんじゃね・・・」等とお気楽に噂をしていたら、10/30(木)の朝に本当に2羽やって来たW。展望塔前の除草間に合ってよかったとホッとするmedaichi・・・。野暮用で来れんかったので、お客さんの橋本のかたまり氏に、拙ブログ用にお写真を提供いただいた。多謝

遠目には2羽とも成鳥に見えるんだが、嘴先端の黄橙部はなんか見慣れん感じ・・・。ざっくり成鳥・・・とか適当なこと言ってると後で怒られそうだから、とりあえずは写真を見てみることに。

ん~、やっぱり左下の子の初列風切には暗色部が無く、羽軸も白いようだから4暦年秋以上の成鳥のようですが、右上の子の内側初列風切は、羽軸が黒く先端に僅かに暗色部が認められます。ここからはmedaichiの推定ですが、恐らく未換羽の外側初列風切りに顕著な暗色部が無いので、2暦年秋というよりは3暦年秋の個体の様に思えます。3暦年秋の個体にも黒い羽軸と初列先端に僅かに暗色部が残存する場合もあるらしく、まあそんなもんだろうと・・・。成鳥と成鳥未満の若鳥ってことでいいと思います。

カワセミのお立ち台とか・・・

夜間にアカテガニ観察会があったのと、ここ数年来、展望塔前に葛の進出が半端なくなってきたもんで、お盆過ぎからmedaichiは除草で忙しかったのだが・・・。ついでと言っては何だけど、壊れたまんまで放っておいたカワセミ君のお立ち台を新設したら、早速今いる子達がとまってくれるようになりました。

・・・が、せっかく新設したのに、先日チュウダイサギがとまって破壊されてしまいましたW。ん~、キアシシギ位は止まることは想定していたのですがサギはねえ・・・。普通とまるか?   まあ、上の写真を見ていただければお判りとはおもいますが、万事粗雑なmedaichiなもんで、カワセミ君の立ち位置手前の枝の処理が乱雑で、カメラ諸兄の評判はすこぶる不評W。サギ君はカメラ諸兄のブツクサが聞こえていて「ならば私が・・・」と諸兄の代わりに破壊にいたったと思われるふしがあります。

でもって、支点と基礎を石でガチガチに固めて作り直しました。ん~、例によってそこら辺のアラカシの枝を拾ってきたのだが・・・、ち~っと細いかなW。細すぎると風でブレます。も少し太めの枝から止まりやすげな細枝が出てるのがベストかなあ。たかがカワセミ君のお立ち台といえども、そこは設置場所から光線の向き、使用材など、まあ大袈裟かもしれませんがノウハウみたいなもんはありますW。

後日譚                                         「犯人は現場に戻ってくる・・・」とか。いかなる犯罪心理メカニズムであろうか?  現場への執着か?いかにもカワセミ君のお立ち台など関心が無い素振りのチュウダイサギ・・・。犯人はこいつですW。

medaichiがピンチのウミネコを救出したこと・・・

あ~、今日7/22は暦でいうところの「大暑」だとか・・・。まあ、口にするのも馬鹿々々しい位に暑いのである。事務所でボケ~っとしていると、カメラのあぶらやさんが大声で呼んでいる。なんでも、釣り糸に絡まれたウミネコが展望塔前にいるらしい・・・。

ハサミ持ってゴム長に履き替え、あぶらやさんに同行いただき出動・・・。身動きできんかったらええんやけどね。なんでかというと飛ばれちゃうと救出できんからです。見ると頭部に絡んだ釣り糸をとろうとして足爪にも絡まれたウミネコ成鳥が干潟で情けなくうなだれておりますW。

実はこの後飛ばれました・・・。頭上を旋回するウミネコに「お~い !  外してやるから降りといで~ ! 」と言ったらなんと近くに降りてきました。わはは、こういうこともあるんだねえ・・・。

幸い、釣り針の呑み込みは無く、首回りから足爪にかけて絡んでいるだけのようだったので、ハサミでカットして終了。特にウミネコ氏に聞きたい案件も無かったので、他に異常の無いのをざっと確かめてからそのままお帰りいただきましたW。野鳥の救護っていうと、まあうまく行かんこともままあるんだけれど、今回はうまく放鳥できてよかったです。

クロハラアジサシ成鳥夏羽とか・・・

6/29(日)は、仕事明けで遅れて野鳥園に着いたらクロハラアジサシが観察されていた。ん~、残念!!観逃してしまったmedaichi。でもって、「ベニアジサシもおったでぇ~」との声が・・・。早速、画像を頂戴したが「オロッ? クロハらしか写っとらん?」。まあいいっか。ベニアジサシの写真あったかなあ~?

そうそう、万博で大騒ぎの埋立地がまだ造成中の頃、調査のついでに撮ったベニ君がいたはず・・・。ああ、これこれ。んっ? な~んか雰囲気おかしくね?  尾羽短いし~、下面に色がついてるし・・・。極めつけは初列風切の後縁に怪しげな暗色班が・・・って、「この子アカアシアジサシと違うか~」ということに。まあ15年も前に撮影した画像をほったらかしにしてるから、誤認したまんまになるんですねWW。暑くて鳥たちも少ないと、概ねこんなことで暇つぶしをする羽目になります。

お久しぶりのコヨシキリとか・・・

今朝は展望塔前の汽水池手前にコヨシキリが・・・。medaichiは野鳥園では久しぶりです。例によってお写真はお客様のY田に提供いただきました。多謝 撮れんかったですがキョシキョシ、ピリリリと良く囀ってくれましたから嬉しくなりました。見ての通り茶色の地味な子なので記録を兼ねて記事にしておきましょう。

スズメより小さい子で、声も違うし間違うことは無いでしょうがオオヨシキリには黒い側頭線はありません。口腔内も黄色味を強く感じます。野鳥園は通過しますからチャンスはあまりないかもしれませんが、シギチドリの少なくなった葦原に耳を澄ませてみることにします。

ヘラサギ3羽とクロツラヘラサギ3羽・・・

今季は北の埋立地が騒々しいこともあってかシャモジ達の入りが悪く、ある程度は予想はしていたもののmedaichiはプンスカ状態・・・。すると1/28(火)午後に、クロツラヘラサギ3羽とヘラサギが3羽北池葦原内の池に舞い降りた。クロツラ達は幼鳥ばかりのようなので置いといて、冠羽の出ているヘラサギに注目。例によってmedaichiはヘラサギを見るとシャモジの写真を撮りまくる習性がある。強風で遠いけど何処まで観れるか頑張ってみることに・・・。

ん~、右の初列の羽軸が黒く見えて上嘴の皺模様も浅い3歳(多分W)の子は初めて見るなあ。下嘴右に僅かな欠損と黄橙部にホクロが2個あるのが特徴的ですね。覚えておくことにします。で、左の冠羽がある子ですが黄橙部の面積が広くて嘴の両側にも広がっていますね。なんか見たことあるような・・・。

ああ~、以前、2019年の春に、medaichiが続けて観察している♀成鳥とイチャイチャしていた若♂によく似ていますねえ。ま、ぶっちゃけ写真が遠いし若鳥の黄橙部の模様は変わる可能性ありますから微妙ではあります。今回は決めずに、ほくろ2個の子と、嘴先端の黄橙部の面積の広い子と記憶にとどめておきたく思います。