カテゴリー別アーカイブ: 野山の野鳥

タヒバリで思い出したこと・・・

展望塔前に来てくれたタヒバリ君を観て、以前お客さんにお写真で「ビンズイですか~? タヒバリですか~? 」と聞かれたことを思い出したmedaichi・・・。「ああ~、ビンズイって小さいし~、鳴き声違うし~、オリーブ褐色やし~・・・」等とグダグタお話したのだがイマイチお写真では違いがピンとこられなかったようでした。

この時期野鳥園にはどちらもいる。まあ、ビンズイはクロマツ林や緑地、タヒバリは干潟で観ることが多いんだけど、写真だとわかりにくいこともあるかもしれませんね。でもって「ハッキリ区別できるとこっつうとお、ああそうだ、タヒバリは爪が黒くて、ビンズイの爪はピンク色かかってますう・・・」って言ったら、「よけい判りにくいわ!!」と怒られましたww。

んなことでめげるmedaichiではないのでヘラヘラ笑っていましたが、「あっそうだ。ビンズイの爪の写真探さなくっちゃ・・・」で数年たちましたw。完全に忘れてました。まあ物がmedaichiの大好きな重箱の隅的なお話なので、写真の倉庫をひっくり返してビンズイの爪の写真を探してきました。

ん~、セキレイ科の〇〇タヒバリだの△△タヒバリとかあたりは、重箱の隅もええとこやし思いっきり地雷原なのでここらへんでスルーさせていただきます。不悪

ミヤマホオジロ♂がいたこと・・・

medaichiがアリスイ君に振られて、展望塔でヘラヘラしていると、お客様が「ミヤマいました~」などとおっしゃる・・・。ん~、ここんとこお客様だのみで、「誰かに写真もらえればいいや~」などと不埒なことばかり企んでいるので、まあいつかは怒られるやろうから尻に火がつかんうちに撮りにいくことに・・・。

採餌している場所が確認できたのでとりあえず接近することに、飛ばれてもまず戻ってくるので静かに待ちます。鳥種や個体によっても違うけど30メートルくらいから初めて少しずつ近寄ればかなり接近できますね。一人ならいいんだけれど、人数が増えると少々ムズイことになりますW。

アリスイのこと・・・

記録に揚がっていたアリスイ君は、どうやら野鳥園手前隣の空地に移動したようで、除草した後、残されている倒木周辺でスズメやモズと一緒に観察されている。お写真はY下さんに提供いただいたのだが氏によると、空地の左手前の斜面の木にやってくることもあるとか・・・。

まだ落葉していないので探しにくく、秋冬の雰囲気もイマイチだけど撮れんことはないかと・・・。まだハイタカとか出てないけど、開けた空地に野鳥園の樹林が隣接する環境なのでアリかも。medaichiもしばらく朝は撮影に行くことにします。

ミドリカラスモドキだとか・・・

5/16、勤務明けでヨレヨレのmedaichiが野鳥園に到着すると、なにやら黒山の人だかりが・・・「ん~、今日って探鳥会入ってたんだ~、それにしても数十人・・・、賑やかで結構なことで。」等とお気楽に展望塔に着くと、観察記録に5/15「ミドリカラスモドキ」とありました。今日もまだいるんだ。

「この子は日本の鳥と違うやろ~?」と資料を見ると、日本鳥類目録改定第7版では「検討中」扱いで、検討種の解説に「本種は台湾で帰化鳥として問題になっており(方2008)、八重山地方への飛来個体は自然分布ではなく、人為的由来よる繁殖個体群の派生的なものと考えられるため、検討種とした。」とあります。

なあ~んかお堅い文章ですが、H社の「日本の野鳥650」に「「・・・1987年に台湾で飼い鳥として多数輸入されたものが放鳥されて野生化・増加し八重山諸島に・・・」とありますので、ようは迷行元と考えられる台湾のの繁殖個体群ですら外来種扱いやねんから、分布は人為的なもんでこの子達は多分日本の野鳥とはならんやろねえ。

「うえ~っ、ともあれ記録はしとかんといかんけど、あの人数の中で撮影ってのもなぁ~。」と腰が引けているmedaichi。すると、いましたいました、頼りになるお客様のナカ畑さんがおられたので、厚かましくも写真をおねだりすると、快諾していただけました。多謝

下面に縦班あるし翼も褐色なので第一回の夏羽ってことですね。まあ赤目やけど、よく見ると愛嬌のある面白い鳥ではありますが、こんなもんで記録に揚げておくことにします。

後記)  この後、5月18日(日)まで観察されていました。5/15~5/18

なんとかサンコウチョウ・・・

まあこの春、medaichiは本職が忙しくて撮影が思うにようにできないでいる。でもって本サイトで使う写真も専ら他力本願というような情けない昨今ではあります。「そんなもんお客さんからもらえばいいんダィ!!」等と不埒千万なことを公言してはおりますが、相手はいきものですからそう都合よくお写真頂戴できるわけでもありませんね。

あちらこちらからサンコウチョウの記録が聞こえてくると「まだか~?」と毎年のようにプレッシャがかかるハメになります。つうことで今朝は「撮るまで帰らん・・・」覚悟で出撃しましたW。出遅れ気味の8時前に緑道につくと、大きな声ではないもののサンコウチョウの声がします。「メスかもしれんな・・・」といきなりヒラヒラと緑道上を横切る怪しの影が・・・。

「ウェ~、全然鳴かん子やな~・・・」で、結局目視で探しました。ウロウロしてもしょうが無いので半順光状態で樹冠にかけて見通せる場所で待機。20、30分に1回位はチャンスが・・・。結果メスもいましたし、ボツ写真を大量生産して11時前にはなんとか使えそうなのが撮れました。

柔らかく光線の当たる良い所に止まってくれたものの、背景の左半分が抜けて無茶苦茶明るいムズい撮影になりましたがまあこんなもんです。

大型ツグミ類もサメビタキ属もちゃんと撮れてないしムシクイも・・・。まあなんだ、鳥見てたらそんな年もありますよね。そういう時はお気楽に「明日から本気だしてやるう~」でいいんですW。

黄色い子もいました

medaichiはまだ会社勤めで、今季の年度替わりは珍しく忙しくておりますから「写真はお客様頼みで・・・」等と怪しからんことを企んではいますが、まあ、自分で撮らんといかんタイミングっつうのはあるわけです。ようは青い子や黄色い子が渡ってきているのにタイムリーにご紹介できんと、営業上 ? 不都合なわけですね。

でもって例によって欲丸出しで出かけました。キビタキ♂adサクッと撮ってきました。今頃は茶色い第一回夏羽の若い子があまりいないので、出た子はほぼ成鳥なので楽は楽です。

昨今、暗色のリュウキュウサンショウクイが近畿でも観察されているらしいのだが、medaichiは野鳥園ではまだ観察していません。つうことで今季からは呑気に撮影していないで「リュウキュウサンショウクイ」がいるかもって前提でマメに撮らんといかん羽目に・・・。

展望塔前の寂しくなった桜並木に♂がいたので撮りましょう。見上げで下面しか撮れんかったのでおでこの白色部に注目したらノーマルサンショウクイでしたW。まあ、いるんならそのうち撮れるでしょうWW。