日別アーカイブ: 2020-02-21

ウォーミングアップってことで・・・

年明けの風邪を言い訳にして撮影をさぼっていたmedaichiなんだが、春の渡りを目前にええ加減にせんといかんというわけで、今朝は練習がてらカメラを担いで出かけてみたらモズ♂君がでむかえてくれた。モズは冬季は単独で縄張りし、よい環境は強い♂個体が占有するってことらしい。あまり園内で♂個体を見ることもないので撮らせていただくことに・・・

ああ、それからモズ♂の翼の白班ですが、場所は初列風切の基部です。写真を持っていないのでイラストにするとこんな感じ。キビタキ君の白班とは違いますね。ちなみに、アカモズとかその亜種に紛らわしいのがいますが、翼の白斑はありません。薄色でなんだかんだになっても、白班があればモズってことでいいでしょう。以前、野鳥園で観察されたことのあるタカサゴモズには、初列基部に同様の白班がありました。

でもって、おなじみジョウビタキのお嬢・・・。サクラの花芽の横にとまってくれたのでパシャリ。春が待ち遠しいですね。

メジロ君達が緑道の水たまりで水浴びを・・・。手前の落枝が邪魔だったので回り込んだのですが飛ばれてしまいましたW  残念。

そうこうしているとおなじみのニャンコ先生が・・・。あれ?  この子右耳の先端が切れてますね。寡聞にして不勉強なmedaichiは知らんかったのですが、この耳先の切れ込みは人為的なもので、野良君達の保護団体の方達が、一度捕獲し、避妊手術を施したのち再捕獲を避けるためにマークしたものらしいです。

まあ、「避妊した一代限りの命だから、地域猫ってことで暖かく見守ってください。」ってことなんでしょう。この子は触らしてはくれんかったけど逃げません。時々、ご飯をもらっているのかも・・・。耳の形がサクラの花びらみたいだということで、この子達は「さくらねこ」と呼ばれてるらしいです。なかなか粋なお名前で感心しました。

medaichiも以前はこんな野良君達に冷たい視線を向けていた時期がありました。でも、離島とか特殊な環境、脆弱な生態系以外はまあいいんじゃないかと。medaichiの子供の頃は野良君なんぞいっぱいいたけど、野山には生き物がたくさんいたもんね。本来の生態系に無い生物なんていったって、野良君を含めハトやカラス、外来種とか全部ヒトの所業だし。野良君の一匹や二匹、笑って共存できるくらい自然環境が保全され、社会が寛容さを取り戻せたらいいなと思いますね。このお題はここまで。