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FUJINON FMT-SX 10×50のご紹介です。

dsc09518ここんとこ、medaichiのデジスコの友である双眼鏡  HINODE 5×20 A4をご紹介してきましたが・・・、まあ、medaichiの現役の子達の中で一番コンパクトな機種で、おもちゃみたいな外観のわりに生意気な見え味で、お手軽感満載でお気に入りなんですが、飽きてきたWってこともあるし、今回は、当ブログのお客様に、気分転換ってわけでもないんですが、medaichiの現役双眼鏡のなかで、一番のヘビー級、FUJINON FMT-SX 10×50をご紹介したいと思います。

fujinon_fmt_sx_10_50現役双眼鏡なんて言っちゃいましたが、この子をバードウォッチングに使ってるバーダーはまずいないかと・・・。見てのとおりの大型のポロ型双眼鏡。コンパクトなHINOODE 5×20 A4の重量266gに対し、FUJINON FMT-SX 10×50は1.400gもあります。とりあえずカタログ上のスペックを書いときます。

FUJINON 10×50FMT-SX

  • 倍率 10倍
  • 対物レンズ有効径 50mm
  • アイレリーフ 19.8mm
  • 実視界 6°30´
  • 1000m視界 113m
  • 射出瞳径 5mm
  • 寸法・重量 H191mm  W218mm(拡張時) 1.400g

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現時点で、medaichiの鳥見用のスタンダード機は、右のスワロフスキの8.5×42です。ちなみにこの子はざっと800gですから、FUJINON  FMT-SX 10×50は倍ほど重くなります。重さもさることながら、ん~っ、貴公子然としたスワロ君に対して、フジノン君・・・、潔いくらいドン臭いというかジャガイモが転がってるようにW見えます。

時代は、スリムなダハタイプ、ラバー外装の防水機って、十数年前からそんな感じだから、まあ、大型のポロ機が売れんようになるのもわかりますね。下に、世界中のメーカーがポロ機から撤退していくなか、伝説的な立ち位置になりつつある、NIKON 8×30 EⅡと対物レンズを比較してみました。余談ですが、このNIKONの8×30シリーズが、世のポロ機を駆逐しちゃったって側面あるんですが、野鳥の会御用達で、一番売れた双眼鏡らしいです。( 最近、見なくなりましたが・・・)dsc09506

ワハハ、さすがにデカいわ。50mm vs 30mm だから当たり前か・・・。当たり前ついでに、光学レンズの集光力、解像力はレンズ口径が大きくなるほどupしますから、このフジノン君には、普通サイズの双眼鏡に比べて大きなアドバンテージがあることがうかがえます。

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後方から見ると、デ~ンと巨大な接眼レンズ。ほぼスワロ君と同大、28mmもある。この辺は接眼レンズのハイアイポイント化(アイレリーフが長くなること)、ワイド化(視界が広くなること)にともなって、最近の双眼鏡のトレンドとなっています。medaichiは光学の専門家ではないので、怪しい感満載ですが、アイポイントの寛容さ( ぶっちゃけ、覗きやすさ )を確保するためには大口径化しなくちゃなんないんでしょう。

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もう、当ブログのお客さん方はよくお分かりとは思いますが、そろそろこの辺から、お話が怪しくというかアホらしくなってくるのですがW、このFUJINON FMT-SXシリーズの双眼鏡には、ピント合わせのためのセンターホイールはありません。左右別々にピントを合わせなくてはならない、IF方式( Individual Focus )なのです。さらに、最短合焦距離は10mほど・・・つまり、それより近いものにはピントが合いません。

取扱説明書を見ると、航海・漁業・監視・天体観測などの専門用途・・・とあります。はなから、近いものを見ることは想定していません。つまり、遠くのもの、それも数百m以遠Wを見るための双眼鏡なんですね。バードウオッチングには絶対、不向きな双眼鏡ということができます。

dsc09516実際に、ピントリングのゼロ位置で覗いても見ると、medaichiの視力で、野鳥園のお客さんならよくご存じと思われますが、展望塔から400mほど離れた赤灯台から以遠にピントが合います。それより近いもの、たとえば干潟のシギやチドリ・・・ざっと100~200mの距離なら+方向にリングを回さないとピントが合いません。さすがに、少し使っていると慣れてきて、目測の距離感でピントリングが決まるようになってきましたが、眼を放して、ダイヤルを双方調整するのは面倒です。とても、普通の双眼鏡の様に、覗きながらセンターのダイヤルでクリクリ・・・という風にはいきません。

「じゃあ、なんで? そんなゴツくて、不便な双眼鏡が現役なんだ~?」って、言われそうですが、まあ、要は気に入っちゃったってことですね。見え方が気持ちよくて好きなんです。もともと、大型ポロ機の安定した像質にひかれていたということもありますし、fujinonのFMTシリーズ独自のレンズコーティング(EBCコーティングというらしい)が、想像以上に良くて、いままで鳥見では使ったことの無い大口径レンズだということもありますが、明るくて抜けの良い、すっきりとした見え方をします。

image3このブログのお客さんは、当然、野鳥ファンがほとんどと思いますが、まあ、野鳥の美しさ・愛らしさっていう要素は抜きにして、双眼鏡の光学パフォーマンスというか、双眼鏡をのぞいた時、その視界の何に心を奪われ、喜びを感じるかというと、medaichiだけでなく、像のシャープネスと色の鮮やかさですよね。このFUJINON  FMT-SX 10×50は、medaichiにはズバリ正解なわけです。ただし、野鳥園限定!!とさせていただきます。こんな重くてかさばる双眼鏡を持って、野鳥を探しウロウロする趣味はありませんW

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野鳥園の展望塔前に広がるのは大阪湾。展望塔に腰かけて、このFUJINON 君で、大関門を出入りする船舶を眺めたり、関空へのアプローチの旅客機、陸自や海保、警察、消防のヘリを眺めるのはたいへん愉快なひと時と知りました。そういう意味で、新しい双眼鏡の楽しみを教えてくれたと思います。大阪湾を行き来する船舶を眺めている時、medaichiの鳥頭に流れるBGMは、当然、加山雄三さんの「海・その愛」で決まり!! 「海よ~、俺の海よ~・・・」ってね。

「ぶっちゃけ、鳥屋のくせに馬鹿げたもの持ってるよな~」と、思わんでもないですが良いんです。趣味だから・・・W。良いとか悪いとか、合理的とか、向き不向きとか、そんなもんじゃないんですよね~。好き嫌いだから。趣味ってそういうもんですよね。

ルリビタキがたくさんいました。

ruribitaki_m_1stw今朝は、ルリビタキがたくさんいました。青い♂が一羽と第一回冬羽の♂、あと、第一回冬羽の♀と思われる子が2羽でした。上の写真は第一回冬羽の♂ですね。小雨覆に青味がはっきり見えるから間違いないでしょう。今どきのカメラ・デジスコ機材は良くなりましたから、こういう♂の特徴が撮影されます。「♀ばっかりだよ~・・・」なんて揚げると、あとでアレレ?ということに・・・。

ということで、今日は、せっかくmedaichiのブログを訪れてくださったんだから、手持ちの写真を持ち出してお話ししてみたいと思います。

ruribitaki_m_1stw2この写真は以前撮影した、とても分かりやすい第一回冬羽の♂君。一瞬、雄化の遅れた第二回冬羽?かと思いましたが、一枚だけポチッと幼羽が残ってますから第一回冬羽ですね。脇のオレンジ色や尾羽周辺の青味とかは、写真の写り具合で見え方の具合が違うから、やはり、小翼羽とか頭部の青い羽色が認められないと苦しいかも・・・

ruribitaki_f_1stwさて、この子は、今朝、上の第一回冬羽の♂と一緒にいた子・・・。脇のオレンジ色は狭いし、尾羽の色合いも淡いですね。翼角や小翼羽あたりも青味が見られませんので、この子は第一回冬羽の♀でいいかもしれません。

ruribitaki_f_ad雌の成鳥冬羽は、第一回冬羽の♀に比べて、脇のオレンジも広く鮮やか・・・、尾羽の青味も強いそうです。medaichiは上の写真は、雌の成鳥冬羽と思っていたのですが、今は自信がありませんW      まあ、「♂の特徴がみえないから♀だいっ!!」と開き直っていますが、なんとも悩ましいことではあります。第一回冬羽でも、必ず雌雄の区別がつくかというと、手取りしてもわからん場合もあるらしいので、ややこしい写真を見せられた時、medaichiは、「♂の特徴は見えんから、♀でいいんじゃない。」とお茶を濁すことにしていますW

青い成鳥雄は逃がしちゃいました~、撮れてませ~んW

アリスイが来ました。

161028arisui展望塔前のナンキンハゼにアリスイが・・・。アリスイは毎年、越冬個体がいるようですが、年によって、いる場所が違うのか、観察しやすい年とそうでない年があります。medaichiの感じでは、展望塔南西向きの石組みあたりは日当たりが良く、どうも周辺にいそうです。ナンキンハゼもどうやら内部に空洞がありそうで、中に蟻がいるのだと思います。この距離なら、まあ、デジスコのかたなら楽勝でしょう。

アリスイの鳴き声は「キ~、キ~」というモズの鳴き声の音色を少し低くして「ケェ~、ケェ~」と、品の悪いW 声にmedaichiには聞こえます。展望塔前には、たいてい、モズも越冬しますから一度、聞き比べてみるのもおもしろいですよ。

ムギマキがいました。

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仕事明けで、野鳥園へ・・・眠いW   野鳥園手前の緑道にK山さんやY下さんが、がやがやと・・・。「ムギマキ出てるよ~」と・・・。大慌てでカメラ持ち出しましたが1羽はロストしました。なんとかもう1羽のほうは撮影できました。側頭部のモヤッと白班が紛らわしいですが、お嬢のようです。白丸内のように外側尾羽基部の白班が見当たりません。

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雄は、中央尾羽以外の外側尾羽の基部に白班がありますから、側頭部の白班や体色にとらわれると間違うかもしれませんね。上の写真は3年前の秋に撮影した子ですが、上尾筒あたりは黒いし、上面の羽も羽縁にバフ色摩耗したら真黒に見えると思います。一方、風切は茶色いし、雨覆いの白班も小さいから、まあ、若鳥君なんですが、この子は第2回冬羽でいいんだろうか? それとも、大雨覆なんてまるで幼羽くさいんで、第一回冬羽でこんな雄の特徴が出る個体もいるんだろうか?

medaichiはムギマキもだけど、数を見てないので「雄は成鳥になるのに3.4年かかるよ・・・」なんて言われても、「じゃあ、途中はどうなんだろうか?」とかえって悩ましいもんです。個体差がかなりあるなら、まとめて成鳥未満ってことで、得意技でお茶を濁すことにしますW

ハイタカの木・弐号木にサギが・・・

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カメラのお客さんならご存知の、数年前、medaichiが葦原に立てた木・・・medaichiは勝手にハイタカ様お立ち台、「ハイタカの木・初号木」と呼んでいるのが、台風で折れちゃいましたW  「もうすぐ、ハイタカの季節なのにどうすんだよ・・・」と、ネチネチ言われんうちに弐号木を立てることに・・・W  一眼のお客さんには「遠いぞ~」と不評だったので10mほど近寄せました。警戒して止まらなかってもmedaichiのせいではありませんW

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翌日、17日早朝は、あいにくの雨模様でしたが、「猛禽がとまっているかも~」と、さもしい根性で野鳥園に・・・。「なんだ~、サギがとまってるし~、まっ、サギが乗っても大丈夫ってことで~」と笑って誤魔化しました。で・・・、「なんか、左上のサギ、こじんまりと・・・、ん? アマサギやんか」ということに。

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ハイ! 額に橙黄色味がありますから、成鳥冬羽~って、よく見ると背なかにも、なにやら飾り羽の名残のような羽色が・・・? 図鑑の記述では冬羽に額・頭頂部の橙黄色味が残る個体がいることは書いていますが、体羽については白いとしか書いてません。ということは、これはまだ換羽中?  サギの冬羽への換羽って、6月中には始まると思っていたし・・・

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上の写真は、2013.09.06に撮影したアマサギ成鳥冬羽と思っている個体です。額、白いし、体も白いですよね。って、これ、幼鳥?  アマサギの幼鳥って嘴あたりはもっと淡色だったように憶えてるんですが、どなたか写真持っておられませんかW

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上の写真は去年の5月、渡って来たアマサギの群れ。サギの夏羽への換羽は1.2月には始まっているはずなんですが、ずいぶん個体によって違いがありますね。白いのは第一回夏羽なんでしょうか? 雌雄によって換羽の様態が違うとかあるんでしょうか?   ん~、別にサギに限ってというわけではありませんがW 不勉強なmedaichiは只今、混乱しております。不悪。

 

Hinode A4 ちょっとだけ問題発生!

今季から、medaichiのデジスコの双眼鏡としてデビューしたHinode A4・・・。9月の中頃から雨模様の日々が続いたのと、緑道や展望塔内ばかりで使用していたので気づかなかったが、晴天の直射日光下、逆光状態で覗いてみると、視野下半分に盛大なゴーストが・・・。161002goast一般的にハイエンドと言われている機種でも、逆光で対物レンズに日光があたっている様な場合には、少々アイポイントをはずすと、視野下方向にわずかなフレアを感じるものだが、なんか結像しちゃってるし・・・、ここまであからさまなのはちょっと・・・

下の写真をご覧いただければ、まあ、ここらへんが原因かと思われるんですが、Hinode A4は近くにフォーカスしている時は接眼レンズは一番前の位置にありますが、遠くにフォーカスするにつれ対物レンズは後退し、対物レンズより前に鏡体内部が露出してきます。この露出した下部に日光が反射しちゃってるんですね、本来、双眼鏡内部は迷光・反射防止でマットな黒に処理されていなければならないのに、鏡筒内を白く塗ってるのと一緒ですよね。161002goast2少々、イラッときたのですが、まあ、そのほかのところは気に入っているし・・・いきなり2軍行~、お払い箱~ってのも可哀想かなあと・・・。幸いにも対物レンズ内部じゃなく手が届くので、黒いつや消しペイントで塗装してあげることにしました。対物レンズのユニットは筐体と僅かですがフロートされて隙間がありますから、塗装してもはげちゃうことは無いでしょう。161002goast3おお~! なんか精悍な面構えになってきました。ここで、片方だけ塗装して撮影し、比較して効果を実証しなければならんかったのですが、忘れて両方塗っちゃいましたW  まっ、いいっか。だいたい逆光状態って、たいていの双眼鏡は苦手だから、手で日光の直射を遮ったりとか普通にしてるし、ことさら大騒ぎすることも無いんですけどね。総じてHinode A4は良い機種で、medaichi的にも、手間をかけてでも使っていきたいんでOKってことで・・・。

Hinodeさん! 次のロットで塗装してくれてたら少し嬉しいかも・・・。応援してます。頑張ってくださいね~W